１６５話 優しい友人を持って幸せよ ページ40
ハー「マグル生まれの魔法使いを蔑む呼び名よ。両親とも魔法使いじゃない人・・・つまり私の様な人間の事」
ハグ「つまりな、ハリー。魔法使いにはマルフォイ一家みたいに自分達は“純血”だから偉いって思い込んどる奴らが居るんだ。全く、くだらんよ。何が“穢れた血”だ。今時“純血”の方が少ねぇっていうのに・・・。気にする事はねぇぞ、ハーマイオニー。お前さんは優秀な魔女だ。誇りに思ってええ」
ハグリッドが笑顔で彼女を励ませばハーマイオニーも嬉しそうに笑った
ハー「私は大丈夫。Aが私の代わりに怒ってくれた。優しい友人を持って幸せよ」
ロ「僕だって、Aがマルフォイを投げ飛ばしてなかったら呪いでナメクジを食らわせてやるところだったよ！」
ハ「じゃあ、君もAに感謝しなきゃ。君の杖じゃ更なる大惨事を引き起こしかねないからね」
そんな３人の会話に俺も漸く笑顔になれた
ハグ「しかし、Aも中々肝の据わった魔女だな。あのマルフォイを投げ飛ばすなんて」
ハグリッドが感心した様に頷きながらそう言うと、俺は眉を下げて苦笑いした
ユ「大嫌いだよ、あんな言葉。馬鹿だよな。どうして仕切りを作って距離を置くんだろうな。血なんて関係無いってのに・・・純血である俺達も仲良く出来てるってのに＿＿」
そう言いながらふと俺は窓の外を見た。そこからは巨大なカボチャが並ぶ野菜畑が見えた。話題を変え様として俺はカボチャを指差しながら言った
ユ「ハグリッド、あれってハロウィーン用のカボチャだよな？」
ハグ「おお、気付いたか。よーく育っとろう？ハロウィーンまでには良い大きさになるぞ」
ハー「普通のカボチャではありえない大きさだわ。『肥らせ魔法』ね？兎に角、ハグリッドったらとても上手にやったわよね」
ハーマイオニーの言葉にハグリッドは大げさな咳払いをした。彼が学生の時にホグワーツを退学になってからというのも、魔法の使用は禁止されているからだった。するとハグリッドはロンとハリーを見ながら言った
ハグ「お前さんの妹もそう言いおったよ。つい昨日会ったぞい。ブラブラ歩いているだけだって言っとったがな、俺が思うに、ありゃこの家で誰かさんとバッタリ会えるかもしれんって思っとったな」
ジニーの話題が出た事で俺はハッとした。日記の存在を思い出したのだ
１６６話 ハリーとロンの罰則＆作者から→←１６４話 ハグリッドの大憤慨
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幸政(プロフ) - 幽輝&華さん» コメントありがとうございます♪最近は仕事が忙しくてあまり話を考えられていませんが、これからも頑張っていきます！この後、主人公とクィリナスがどの様になっていくのか楽しみにしてください(*^^*) (2018年4月8日 19時) (
レス) id: 59e58ffebc (このIDを非表示/違反報告)
幽輝&華(プロフ) - ンン！クィリナス教授可愛い！更新頑張ってください！ (2018年3月20日 3時) (レス) id: 0b112b624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸政 | 作成日時：2018年1月2日 1時
