１５３話 コリン・クリービー ページ28
俺達は朝食を食べ終え、午後の授業まで中庭で時間を潰していた。するとそこへ、新しくホグワーツに入学してグリフィンドールに仲間入りしたコリン・クリービーが俺とハリーの写真を撮らせて欲しいとやって来た
ハ「写真？」
ハリーがオウム返しにそう言った
コリ「僕、貴方達に会った事を証明したいんです」
コリン・クリービーはそう言いながら少し近寄りながら熱心に言った
コリ「僕、貴方達の事は何でも知ってます。皆に聞きました。【例のあの人】が貴方を殺そうとしたのに生き残ったとか、【あの人】が消えてしまったとか、今でも貴方の額に稲妻形の傷があるとか＿＿」
コリンの目が、ハリーの額の生え際を探った
コリ「貴女の一族は魔法薬や研究に関してズバ抜けているとか、【例のあの人】に気に入られていたとか＿＿同じ部屋の友達が写真をちゃんとした薬で現像したら動くって教えてくれたんです」
コリンは興奮で震えながら大きく息を吸い込むと、一気に言葉を続けた
コリ「この学校って素晴らしい。ね？僕、色々変な事が出来たんだけどホグワーツから手紙が来るまではそれが魔法だなんて知らなかったんです。僕のパパは牛乳配達をしてて、やっぱり信じられなかった。だから僕、写真を沢山撮ってパパに送ってあげるんです。もし、貴方達のが取れたら本当に嬉しいんだけど＿＿」
コリンは懇願する様な目で俺とハリーを見た
コリ「貴方達の友達に撮ってもらえるなら、僕が貴方達と並んで立っても良いですか？それから、写真にサインをくれますか？」
ド「サイン入り写真？ポッター・レジスタンス。君達はサイン入り写真を配っているのかい？」
ドラコの痛烈な声が中庭に大きく響き渡った。何時もの様にデカくて狂暴そうなクラッブとゴイルを両脇に従えて、ドラコはコリンのすぐ後ろで立ち止まった
ド「おい、皆並べよ！ハリー・ポッターとA・レジスタンスがサイン入り写真を配るそうだ！」
ドラコが周りに群がっていた生徒達に大声で呼びかけた
ハ「僕はそんな事してない！黙れよ、マルフォイ！」
ハリーは怒って拳を握り締めながら言った
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幸政(プロフ) - 幽輝&華さん» コメントありがとうございます♪最近は仕事が忙しくてあまり話を考えられていませんが、これからも頑張っていきます！この後、主人公とクィリナスがどの様になっていくのか楽しみにしてください(*^^*) (2018年4月8日 19時) (
レス) id: 59e58ffebc (このIDを非表示/違反報告)
幽輝&華(プロフ) - ンン！クィリナス教授可愛い！更新頑張ってください！ (2018年3月20日 3時) (レス) id: 0b112b624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸政 | 作成日時：2018年1月2日 1時
