１４０話 取っ組み合いの喧嘩 ページ15
キッパリとそう言い捨てると、ドラコは言葉を詰まらせた。そこへコツコツと足音をたてて１人の男がやって来た。その人物は、ルシウス・マルフォイだった＿＿
ル「ドラコ、何をしている」
ド「父上っ・・・」
やはり親子、見た目はドラコと良く似ていたが、息子よりも父親の方が邪悪そうな雰囲気を醸し出していた
ル「おや、君達はMr.ポッターとMs.レジスタンスではないか。ルシウス・マルフォイです。お見知り置きを」
事務的に差し出された手を取ろうかどうかハリーが迷い、その手を静かに見る俺・・・その時、後ろから双子を連れたアーサーがやって来た
アー「何をしているんだ？此処はもう酷い、外に出よう。あぁ、A。ロックハート氏がこれを君にと」
アーサーから手渡されたのはハリーと同じく、ロックハートの全著書だった。正直、いらない。しかし、返しに行くのも面倒臭い。ジニーに「いるか？」って聞いたらハリーから既に貰っていたジニーに「２冊も要らない」と言われた。ごもっともな意見に思わず笑ってしまう。そんなやり取りをしているうちに、犬猿の仲であるルシウスとアーサーが口論を始め、それはとうとう取っ組み合いの喧嘩になってしまった
モ「アーサー、駄目。止めて！」
店主「お客様、どうかお止めを。どうか！」
モリーが悲鳴をあげ、店員がオドオドしながら叫ぶが２人には聞こえていない様だった。双子やロンは父親を応援しているし、ドラコは目を丸くして成り行きを見ていた。ジニーは不安げに震えている。周りの客が後ずさりする度に、本棚からドサドサと本が落ちて来た。俺は２人の喧嘩を止め様と降り注ぐ本を避けながら取っ組み合いの中に飛び込んだ
ユ「止めろ！大人が子供の前でこんな餓鬼みたいな喧嘩して恥ずかしくないのか！？止めろって！」
必死で叫んだが２人にはお互いしか目に入っていない様だった。掴み合う腕を引き剥がそうとするが、手加減していれば大人の男性の力に敵う訳も無くいとも簡単に振り払われた
１４１話 これ以上は手加減しないぞ→←１３９話 １発殴ってやらないと気が済まん
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幸政(プロフ) - 幽輝&華さん» コメントありがとうございます♪最近は仕事が忙しくてあまり話を考えられていませんが、これからも頑張っていきます！この後、主人公とクィリナスがどの様になっていくのか楽しみにしてください(*^^*) (2018年4月8日 19時) (
レス) id: 59e58ffebc (このIDを非表示/違反報告)
幽輝&華(プロフ) - ンン！クィリナス教授可愛い！更新頑張ってください！ (2018年3月20日 3時) (レス) id: 0b112b624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸政 | 作成日時：2018年1月2日 1時
