１３８話 嫌な予感しかしない＿＿ ページ13
ユ「＿＿やっと出た！！・・・あ？」
ロッ「おや？」
気がつけば俺は最前列に出ていて、目の前にはあんなに避けたかったロックハートが居た
ユ「し、失礼した！(バッ」
全力で踵を返したが腕を掴まれて前につんのめった。振り返ればロックハートが俺の腕を掴んでこちらを見ていた。その瞳はキラキラと輝いている。何だろう・・・嫌な予感しかしない＿＿
ロッ「恥ずかしがる事は無い。君も私のファンなんだね？美しい藍色の髪に左目に眼帯・・・その顔つきからすると、君はA・レジスタンスだね？君程の名家の者が私に出迎えてくれて光栄だ。何故男物の服を着ているのかは分からないが・・・それにしても本当に綺麗な方だ。将来は有望ですな。どうです？スターの妻になる気はありませんか？君の為なら数年待てる覚悟はありますよ。君が今すぐと言いたい気持ちは分かりますが、見た所君はホグワーツの生徒でしょう？流石に私も学生に手を出す事は出来ませんからね、はっはっは」
行き成りの爆弾発言に周りではどよめきが起こった。騒がしい店内と打って変わって、俺の心は氷の様に凍てついた。全身に鳥肌が立つ。何なんだコイツ。初対面の人間に求婚するとかありえないだろうが。スターの自覚あるのか？お前の軽はずみな言動で迷惑する人間が居る事を考えないのか？客の中に医者は居るか？コイツ、脳に異常がある様だ。そこまでグルグルと考えていたら、ロックハートが再び言葉を発した
ロッ「あまりに突然の事で驚いている様だね。君の気持ちは良く分かるよ。でもすまない。他のファンの方々がまだ大勢私のサインを待っているんだ。もう少し落ち着いたら改めて話をしよう。言っておくけど、これは冗談なんかじゃないよ」
最後の一言を俺にだけ聞こえる様に囁いたロックハートはウインクをした。冗談なんかじゃない？それはそうだろう。冗談はその顔だけにしろ。仕方ない。医者がいないのなら俺が１発殴って目を覚まさせてやろう＿＿としたら後ろからハリーとロンに引っ張られて列から遠ざかり、店の隅まで連れて来られた
１３９話 １発殴ってやらないと気が済まん→←１３７話 ギルデロイ・ロックハート
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革ベルト
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幸政(プロフ) - 幽輝&華さん» コメントありがとうございます♪最近は仕事が忙しくてあまり話を考えられていませんが、これからも頑張っていきます！この後、主人公とクィリナスがどの様になっていくのか楽しみにしてください(*^^*) (2018年4月8日 19時) (
レス) id: 59e58ffebc (このIDを非表示/違反報告)
幽輝&華(プロフ) - ンン！クィリナス教授可愛い！更新頑張ってください！ (2018年3月20日 3時) (レス) id: 0b112b624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸政 | 作成日時：2018年1月2日 1時
