ヤンデレ2 ページ3
そして全ての授業が終わった。
私は、すべてバックに入れて帰ろうとした。
教室のドアを開けて出ていこうとすると誰かに名前を呼ばれた。
渚「Aさん。これからさ。クラスのみんなで暗殺するから付き合って欲しいんだけど。」
A「用事あるから無理。じゃね。」
渚「待って。君、冷たすぎない?暗殺に参加しようと思わないの?」
カルマの命令には、逆らわないんだからね。
だから別に本心を言うつもりは全くない。
A「知らないよ。タイミングが悪かっただけでしょ?離してよ。」
腕を掴んで離そうとしない潮田渚。
私は、振りほどいた。
A「私に近寄らないで。」
そう言って走った。
駅まで走った。
肩で息をしていると声が聞こえた。
業「A。」
A「カルマ。」
私は、カルマに抱き着いた。
業「肩で息しちゃってどうしたの?」
A「カルマ。今すぐに私の腕を消毒して。」
業「掴まれたんだね。男に。」
コクリと頷くとカルマは、掴まれた私の腕に何度もキスを落とした。
私は、涙目になりながらカルマを見ていた。
業「誰?掴まれた人。この時は名前呼んでいいから。」
A「…潮田渚。」
業「分かったよ。渚くん、ダメだよ。いくらなんでも俺のモノに触っちゃ。行こう?」
カルマの手を握って指を絡ませて歩く。
カルマは、わざわざ迎えに来てくれたらしい。
私は、カルマと一緒にいるのに幸せを感じながら歩いた。
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作者名:YUIRA ZERO | 作者ホームページ:なし
作成日時:2017年10月1日 20時