私の彼氏はヤンデレ【赤羽業】 (ページ12)

今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:21,273 hit

ヤンデレ１１ページ12

カルマと二人で楽しんでいた。
小腹が空いたのでドーナツ店に来た。

業「そんなに早く食べようとしなくても逃げないって。」

A「カルマ、ひと口食べる？」

業「食べる。」

甘党なカルマは、甘い珈琲を飲んでいた。
二人で笑いあっていた。
そして店で小物を見ていたら。

？「あっれぇ？Aじゃない？」

？「うわっ！ホントだ。最悪！」

？「アイツマジで最悪だよね。好きな人を知ってながらも好きな人を落としちゃってさぁ！」

そこには、小学生の時に私を虐めていた二人だった。
一人は、山口三春。二人目は、真原ヒカリ。
虐められたきっかけは、カルマと付き合ったこと。
当時二人とは、仲が良かった。
もう１人いたんだけどその子の好きな人がカルマだった。
二人もカルマが好きだった。
私は、好きとかないって言い切っていた。
ある日。カルマに告白された。
だけど最初は、振るつもりだったのに私は、いつの間にかおっけいを出していた。
恋をしていた事を否定してただけだと思った。
それが裏切りを生んだ。
すべて私のせいだった。
あの後、もう一人の子は、不登校になった。

三春「可愛い顔して人、騙してさ！」

業「あんた達さぁ！Aに悪口ばっかり言ってるけど俺だってあんた達に悪口は言えるんだからね。Aは、可愛いよ。でも騙してない。あんた達なんじゃないの？可愛い顔して騙してるの。だって心が汚いもんね。Aを傷つけるなら殺すよ？」

今のカルマは、完全にヤンデレタイムが発動している。

ヒカリ「カルマくん！？なんで！酷いよ！」

業「一応言うけどあんた達の方が酷いから。Aの悪口を言うな。Aを傷つけるな！」

三春「ヒカリ。もう行こう？」

二人は、どっかへ歩いて行っちゃった。
私は、しばらく動けなかった。

業「A。そんなに悲しまないで。Aは、笑って？こんなに傷ついたAは、見たくない。」

カルマは、優しく抱き締めて頭を撫でてくれた。
元気が出てからデートを再開したのだった。