★No.2★ ページ3
雪村怜衣side
花「怜衣ー!」
…わ、来た…。
僕のトモダチ、花が来た。
「何だよー、喰うなら人間にして」
花「ちぇー」←
またあの夢を見た日は、僕の“存在”を疑う。
だって、僕は半人半妖。
そして、医者で探偵で殺し屋。
もう、自分が分からないくらい、自分を見失ってる。
花「…?」
「何?」
花「何だか顔が引きつってるよ?」
「…。」
花「また何か悩み事があるの?」
「…別に、何でもないよ」
そう、僕は何でもない。
でも、花は“存在”がある。
生き“者”の存在は誰が決めるの?
花side
花「怜衣ー!!」
彼は私の友達の怜衣。
友達の中でも結構好きな方。
怜「何だよー。食うなら人間にして。」
花「ちぇー。」←
彼は私の本当の姿を知っている。
人間に怯えられてきたこの力を認めてくれた。
ふっと顔を上げると、怜衣の顔がひきつっていた。
花「・・・。」
怜「何?」
花「何だか顔がひきつってるよ?」
怜「・・・。」
花「また何か悩み事があるの?」
怜「・・・別に、何でもないよ。」
嘘。怜衣の目は死んでいる。
悩み事がないようには思えない。
そう、私が自分の存在について考え苦しんだ、
あの日のように__
ほたるside
私はいつもの通り、低空飛行をしていた。
?「何だよ、食うなら人間にして。」
れっくんの声だ。
?「ちぇー。」←
花だね。
私も行こうっと。
花「・・・。」
怜「何?」
花「何だか顔がひきつってるよ?」
怜「・・・。」
花「また何か悩み事があるの?」
怜「・・・別に、何でもないよ。」
どうしたのかな?
「いぇーい!ほたるだよ〜(´∀`)」
笑顔で2人に近づいていった。
れっくん?顔が...全てが死んでいるように見えるよ...
怜「あっ、ほたる。」
花「ほたるぅ〜(*´ω`*)」
「花ぁ〜(*´Д`*)」
怜「囲まれた...」
どうにかしてでも、れっくんを喜ばせなきゃ。
ふわふわと浮きながら花に抱きついた。
空が晴れた。
私の心の何かが、また動いたんだろう。
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春咲花 - 笑 (2018年4月7日 13時) (レス) id: b6525d1538 (このIDを非表示/違反報告)
羽桜アゲハ(プロフ) - 春咲花さん» まぁ、ほたるよりかはしっかりしてると思うよ。 (2018年4月6日 17時) (レス) id: 4a162250be (このIDを非表示/違反報告)
春咲花 - 了解!妹かぁ〜。(((^_^;) (2018年4月6日 15時) (レス) id: b6525d1538 (このIDを非表示/違反報告)
羽桜アゲハ(プロフ) - いちおー、設定はほたるの妹よ。 (2018年4月3日 19時) (レス) id: 4a162250be (このIDを非表示/違反報告)
羽桜アゲハ(プロフ) - ほたるやで。ログインしたアカウントやで。更新するで。 (2018年4月3日 18時) (レス) id: 4a162250be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪村怜衣&春咲花&虹雨ほたる | 作者ホームページ:http:/
作成日時:2017年10月12日 18時