・知らない ページ42
貴方視点
私は、扉の先で聞こえてくる声に耳を疑った
『(え？それだけで、私の村は崩壊したの)』
そんな疑問しかなかった
だって、私は歌姫でも何でもない野獣を従える力なんてない
使ったことなどない
すべて、私の力だけで物事を収めてきた
今の話が本当ならば、村を崩壊させたのは私だ...
なんで、なんでリリーさんのせいにしちゃったんだろう
気付くと、頬が涙で濡れており、
袖でふき取ってもボロボロと出てくる涙と両親との思い出が頭によぎる
(´；ω；｀)ｳｯ…
ダメだ、こんなとこで泣いてたら盗み聞ぎされたってばれちゃう
『(私のせいでも、私の村を崩壊させた軍人は許さない...絶対に)』
涙を拭い、私は城下町に向かった
なかむ視点
Aと合った話をするとグルッペンさんは口角を上げた
gr「Aは、期待を裏切らないな...それに比べてお前たちは、あっさり認めやがって何がしたいのか分からないゾ」
何がしたい？
そりゃあ、
nk「僕たちは、Aと一緒に暮らすことです。そのために僕たちは貴方達からAを奪い返します」
gr「...」
呆然と立ち尽くすグルさんは、急に笑い始めた
gr「あーはっはっは...俺の勘違いやったわ」
勘違い？
何を勘違いしているのだろうか
gr「俺は、欲しい物を手に入れるそれ以外には興味がないのでな」
nk「それは、Aが今欲しいものと言うことですか？」
gr「半分あってるが、半分違う...俺は...！」
グルッペンは、目を見開き息をのんでいた
zm「ちょっと、いってくるわ」
静かに出ていったのはゾムさん
gr「...あぁ、くれぐれも手は出すなよ」
そっと、許可を出したのは総統様
nk「(どうしたのか)」
kt「なかむ俺もちょっと行ってくる」
nk「わか、gr「行くな！」...え？」
きんときの行動を却下したのは僕ではない
違う国の総統様
nk「グルッペン様、貴方に指図されるようなことは、」
gr「いや...」
考え込むように、手を組みうつむいた彼に感じる気配は、
恐怖
他の幹部からも同じような気配が読み取れた
恐怖している彼らは、何におびえているのだろうか
僕には、まだ想像もつかないことなのだろうか
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零落(プロフ) - いカさん» ありがとうございます!明日から頑張ります！←今やれや！ (2020年4月3日 0時) (
レス) id: fd276bd689 (このIDを非表示/違反報告)
いカ - めっちゃ面白かったです！更新楽しみにしてます！ (2020年4月2日 18時) (レス) id: d99073012b (このIDを非表示/違反報告)
零落(プロフ) - テイルさん» 教えてくださりありがとうございます。もうすぐでカウントダウン始まりますもんね(48前)私は、寝ないように頑張ってます。 (2020年1月16日 22時) (レス) id: fd276bd689 (このIDを非表示/違反報告)
テイル - 私の推し様は…シャケときりやん様です！！ワイテルズ4周年おめでとーっ！！と叫んでいます (2020年1月16日 22時) (レス) id: c7122b4891 (このIDを非表示/違反報告)
零落(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます！ (2020年1月14日 23時) (レス) id: fd276bd689 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零落 | 作成日時：2019年12月1日 21時
