えっと.....私は監督生ですｯｯｯ!!!(仮)【ツイステッドワンダーランド】 (ページ17)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:29,320 hit

16話ページ17

「魔法が使えないやつに言われても何も思わねぇけどな」
うわぁ.....ガチで馬鹿だ...
「ぷくく........」
顔をしかめていたからかエースくんは笑いを堪えているのか笑おうとしているのか....
「ぐぬぬぬぬぬ......」

あ、グリムが！！戦闘態勢に入ってる！！やばい！！
あ、でも待って。ここで問題を起こして退学になればここにいなくて済むのでは......？あ～でも何かやらかして物壊したりしたら弁償とかなるよなぁと考えていると

「ちょっとからかってやろうと思って声かけたけど色々と予想を超えてたね。んじゃ、オレは君たちと違って授業があるんでせいぜい掃除頑張ってね。おふたりさん♪」
そう言ってその場から去ろうとするエースくん

その言葉の中には確実に私達を煽るような言葉も入っていた。そして

「コイツ～～！言わせておけば！もう怒ったゾ！」
へ？ちょ、グリム？待ったぁ！！！ここで炎出したら！！
止めようとしたその瞬間

「ふな＂～～～～っ！」

ああああああ.......炎出しちゃった.......

「うわっ！っと、危ねぇ！何すんだよ！」

「オレ様を馬鹿にするからだ！その爆発頭をもっと爆発させてやるんだゾ！」

『おぉっと！グリムさん！？ちょっとそれは言い過ぎじゃぁ...』

「爆発頭ぁ～？」
『あ～....やっぱり....』

「へぇ～、オレとやろうなんて良い度胸じゃん。そっちこそ、全身チリチリのトイプードルにしてやる！」

『あぁ...もう！はぁ....』

ため息しか出ないｯｯｯここで乱闘始まって退学になるのは、私にとって嬉しいことだけど！！だけどね！！物を壊して弁償とかになったら大変なんだよ！？お二人さんわかってます！？

そんな私の考えは伝わるはずも無く

「ふな＂～～～～！！！」
グリムが炎を出す

待って、さすがに炎がエースくんに着いたら燃えちゃう！
『エースくん！！避けてください！！』

そう叫んだ時、一瞬「え？」という顔をしたエースくんですが

「おっと危ない。それっ！」
と言って風の魔法で炎を曲がらせて見事に避けた。

「おい！A！何言ってるんだゾ！コイツは敵なんだゾ！！」

『いやいや、グリムお前、怪我させる気か！そしてものも壊す気か！少しは考えなさい！』

そう言ったのにボンボン炎出すし、風で避けるの攻防が続いた

「コイツ、魔法でビュンビュン風を吹かせてくる！オレ様の炎が曲がっちまうんだゾ！」

「なんだ？ケンカ？」

「いいぞ！やっちまえー！」

『あぁ煽らないでお願いだから煽らないでください』