●七十二匹と七十二本 ページ28
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その言葉を聞いた時、平子は先の悪寒の正体を理解した。
考えたくない。
最悪の現実。
平(………百鬼さん………が……)
普段無表情な平子の瞳に動揺が映った。
それが楽しいのか、男はどんどん話し始める。
ス「アイツ俺の事ぶっ飛ばして終わった気になってんの。なんかムカついたから思いっ切り穴だらけにしてやってさあ、すんげー苦しんでるの！馬鹿な女だよなー」
平「…」
ス「…怒ってんの？お前もいずれそうなるんだよ？わかってんのか」
男は平子の左腕に巻き付いている赫子をさらに強く巻きつける。
平「…ｸﾞｱｯ……」
ス「へー…痛そうだね……」
男は面白がって赫子に加える力を強める。
平「……っ」
ス「ははははははっ！！！！！」
男の嗤いが夜空に響き渡る一方で、篠原と黒磐は梟と対峙していた。
篠「……くっ………厳しいか……」
梟「……」
篠原のつけていた赫者クインケが若干の暴走を見せ、動く事ができない。
篠「……平子……亜門……」
黒「……篠原！」
篠「……こっちもあれだが、あっちもヤバそうだな…！」
黒「……」
ス「痛い！？痛いか！？もっと痛がれよ！なあっ！！！」
平「……っぐ」
平子の体に赫子が食い込む。
亜「……この……クズが……！！」
亜門がようやく起き上がり、クインケを男に叩きつける。
ス「うおっ」
だが男はすれすれで避けたようで何とも無いようだった。
ス「……あぶねーだろ、でか男」
男は赫子を亜門に向け攻撃をする。
亜「……ぐっ」
複雑な動きの鱗赫は動きの遅い甲赫にとって相性の悪いタイプ。
防ぎきれない赫子が亜門の体を傷つける。
その痛みに耐えきれず、クインケを地面に落とす。
ス「…捜査官がクインケ落としちゃダメだろー？」
亜「…こんの……！！」
ス「お前はそこで寝てろ」
亜「！」
蜘蛛の足から糸状の赫子が噴出される。それが亜門の足に絡みつく。
亜「…！！何だ…！？動けない……！」
ス「そこで這いつくばってろ」
男は平子の首を掴み空中に浮かせる。
平「……っ」
ス「………お前もアイツも………皆殺してやるよ……俺とオレを守る為には……お前らが邪魔なんだよ……」
平「…」
徐々に力が加えられ、平子の意識が遠のく。
平(……この男は………一体何を言っているんだ……？いや……それどころじゃない……このままだと俺も……)
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みー - wwwヾ(･ε･｀*) (2015年7月22日 13時) (
レス) id: 379193c951 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 同一人物じゃあー!! (2015年7月22日 13時) (レス) id: 379193c951 (このIDを非表示/違反報告)
紫炎 - あれぇぇ！？みーがいるっ！！？別人！？同一人物！？？ (2015年7月22日 2時) (レス) id: 9e508649f8 (このIDを非表示/違反報告)
アストーレア(プロフ) - みーさん» 私もそうでした(^^;)reの女装なんて、ただの美少女ですし…うらやましい… (2015年7月21日 20時) (レス) id: f5a88d26c8 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 什造の事最初女の子と思ってたけど‥‥男だった（笑） (2015年7月21日 15時) (レス) id: 379193c951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アストーレア＠ゴッドイーター宣伝人 | 作成日時：2015年4月18日 20時
