○40○ フグ鯨実食!&謎の生物? ページ46
ト「この世の全ての食材に感謝を込めて」
ト・小・コ・貴「いただきます」
全員手を合わせて言う。
ト「じゃあ早速刺し身を!」
小「あぁ!取りすぎですよ!」
「折角の盛り付けが…」
トリコが大量に刺し身を取り、思いっきり口に頬張る。 私達も刺し身を口に含む。
ト(甘い、何て油の甘味だ。最高級のミンク鯨の霜降り肉と、黒マグロの大トロが合わさったみたいだ。 うめえ、噛んでも噛んでも味がで続ける噛みすぎて顎がいてぇ、でも止められねえ)
(ゴク)
ト「!??うぉお、疲れが一気に吹っ飛んだ!滋養強壮の効果があるとは聞いていたが、これ程とは」
小「トリコさーん!ヒレ酒出来ましたよ!」
ト「オォ」
ヒレ酒を煽るトリコ。
ト(うめぇ!何てヒレ酒だ!香ばしさが全身を突き抜ける!ヒレの甘味が辛口の熱燗で一層旨味を押して身体中の細胞に染み渡る!)
ヒレ酒……美味しいは美味しいけど、アルコール結構高いな。
ふと、隣を見てみると小松が号泣してた。
何で泣いてんだ?
ト「どうだ!小松、A。自分で捌いたフグ鯨は」
小「美味しいです!こんな料理初めて食べました!」
「………久しぶりだな。こんな気持ち良く料理して食べたの」
ト「自分等で取って料理したのは、やっぱり最高だよな!」
小「はい!」
「あぁ」
コ(久しく忘れていたな、この感動……美食屋か
また始めてみるか…)
ト・小・コ・貴「ご馳走さまでした」
ト「よーし、帰るぞ!」
(バチャ)
荷物の整理をして帰ろうとしたとき、水の音が聞こえた。
振り返って見るとそこに、何か生物がいた。
あれ?あれは何処かで・・・・・!??
何だ、この感じ。胸が抉り取られる様なこの感じ………。
ト・コ「!?????????!!」
トリコもココも感じとってる。この空気ただ者じゃない!誰か忘れたけど。
ト(コイツヤバい!)
「小松!離れて!」
小「え?」
戦闘力も何もない小松をまず守らないと!
コ「はああああ!」
ココの肌が黒紫色に染まっていった、恐らく毒
トリコもあの化身を出そうとしている。
私もワルーンソードを取り出し、構える。効くかどうか分からんがとりあえず出しておく
ふと、一瞬、あの生物が私を見た気がする。
が、あの生物は私達を無視してフグ鯨を大量に入れた袋を持ち行ってしまった。
ト「何だ今の!?」
コ「見たことがない、あんな不気味な電磁波」
ト「奴は海側から来たんだ!深海1000mを潜って、そんな生物いるのか?」
コ「いや、奴は生き物じゃない」
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作者名:輝 | 作成日時:2014年8月20日 22時