食の世界へのご招待 (ページ40)

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○34○　巨大クラッカー小松sid ページ40

小松sid

えー皆さん。ホテルグルメの小松です。
ただいま・・・・・猛獣に襲われかけています・・・。

「ぎゃー！！！？」

僕を攫った男の人は、このデモンデビルオロチの前に僕を投げ捨てて逃げましたが、悲鳴が聞こえたので・・・・・多分・・・。

デ「ぎぃんん！？？」

あー僕、もう終わった・・・・・・・・あ！！

そういえば・・トリコさんに！！

僕は急いでバッグの中に手をいれて、中の物を取り出す。

「あった！！これだ！！」

中から出て来たのは、数倍は大きいクラッカーだった。

～列車の中～

ト「小松、万が一1人の時はこれを使いな、俺の特性クラッカーだ」

トリコさんは大きなクラッカーを数個僕に差し出した。

「く、クラッカー？」

ト「火薬の量をいじってあるから、すげぇデカイ音がなる」

貴「にしては、大きいな」

「う！お、重！？」

受け取ったときの重みは忘れない・・・・これ本当にクラッカーか？

ト「音ってのは生き物がビビるもっとも原始的な現象なんだ、使う時はこの耳栓付ける事を忘れんなよ」
貴「下手すれば鼓膜が吹っ飛ぶかもね」

～現在～

「！み、耳栓しなきゃ！！」

デ「ギャー！！！」

「うわ！！！」

耳栓をはめようとした時、デモンデビルオロチが襲いかかって来た為はめられず、落としてしまった。

あーもう耳栓無しでも！！

「くぅううう！！か、固い！！」

(バン！！！)

クラッカーのひもを抜き取り音を出す・・・・・。

「！？っ・・・・・・・・・・」

物凄い音が響き、僕の意識は無くなった。