玖拾漆ノ話 ページ48
悲鳴嶼「不死川ー!!Aー!!攻撃の手を緩めるな!!畳み掛けろ!!時透や玄弥の命を決して無駄にするな!!」
実弥「上等だゴラ”ア”ア”ア”!!消えて無くなるまで刻んでやら”ア”ア”ア”!!」
『無駄にするわけがないでしょーがー!!!』
ー風の呼吸 捌ノ型 初烈風斬りー
ー岩の呼吸 伍ノ型 瓦輪刑部ー
ー星の呼吸 参ノ型 流華星点ー
ギギギ
フッ
実弥・悲鳴嶼・A「「『!!』」」
どこに行った!!
壱「ハァーッ」
!!再生した!!
実弥「頭を再生しやがったあの野郎糞が!!畜生がアア!!」
『あいつどうなってるんだ!!』
悲鳴嶼「攻撃し続けろ!!頸を落とした直後で体が脆いはずだ!!無惨ほどの速さでは再生していない!!頸を狙え!!何度でも!!」
ヒュン
ボロ…
あいつ、崩れ始めた
でもまだ油断出来ない!!
ゴシャ
ザンッ
ボロボロ
バラ…
消えた…勝ったのか…？
!!まだ実弥さん攻撃をしようと…
悲鳴嶼「不死川!!一旦攻撃を止めろ!!鬼はもう再生していない」
シィィィ
!!まさか…
悲鳴嶼「!!不死川!!終わりだ!!上弦の壱は倒した!!戦いは終わったもう終わりだ!!」
ガクリ
そんなことがあるのか…？
意識を失っても尚動き続けるなんて…
!!無一郎と玄弥は!!
タタタッ
玄弥「悲鳴…嶼…さん…A…兄貴は…時透さん…は…」
悲鳴嶼「私たちは生きている、大丈夫だ。時透は…時透は…」
『……』
悲鳴嶼「……」
玄弥「俺…は…いい…から…時透さんの…手当て…を…はや…く…」
悲鳴嶼「……」
玄弥がこの状態でまだ生きているのは鬼を喰らってたからか
サッ
あ、そっか
もう効力も切れてるだろうから、稀血の実弥さんを隣に置いても問題ないんだ
玄弥「兄…貴…生きて…る…良かっ…た…」
サッ
悲鳴嶼「時透…お前たちのお陰だ…お前たちのお陰で勝てた…心から感謝と尊敬を……若い身空で…本当に…最期まで立派な………必ず無惨を倒して其方へ行く。安心して眠れ」
『無一…郎…ごめんね…守ってあげられなかった…なんで私よりも年下の無一郎が…死ななきゃならないんだ……』
「うわああああああ!!」
!!なんだ!?
実弥「どうなってる畜生ッ!!体が…なんで鬼みたいに体が崩れるああああクソッ!!クソッ!!」
玄弥「兄…貴…」
実弥「大丈夫だ何とかしてやる。兄ちゃんがどうにかしてやる」
玄弥「……兄…ちゃん…ご…めん……あの…時…兄ちゃんを…責めて…ごめん…迷惑ばっかり…かけて…ごめん…」
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いぐろ - この作品スゴク面白い！ (2020年10月18日 14時) (
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作者名：紅玲
| 作成日時：2020年10月12日 23時
