伊黒小芭内の継子は鬼殺隊のみんなに愛されています/弐(鬼滅の刃) (ページ34)

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捌拾参ノ話ページ34

炭治郎「みんなで勝とう!!誰も死なない俺たちは…」

ドン

ピシャア

!!やばい！遅れた！これじゃ全部の攻撃を斬れない！

「…」

『!!何!?』

蜜璃「みんなありがとお～!!柱なのにヘマしちゃってごめんねぇぇ。仲間は絶対死なせないから！鬼殺隊は私の大切な居場所なんだから上弦だろうが何だろうが関係ないわよ！私悪い奴には絶対負けない！覚悟しなさいよ本気だすから!!Aちゃんも任せちゃってごめんねぇぇ!!」

『!!大丈夫です！』

いや、やっぱりすごいなぁ

私じゃ捌ききれなかった攻撃を全て斬った

やっぱり柱やってる歴が違うとこういう風に表に出てくるのか

見習わないと

ー蜜璃side

お館様「素晴らしい。君は神様から特別に愛された人なんだよ蜜璃。自分の強さを誇りなさい。君を悪く言う人は皆君の才能を恐れ、羨ましがっているだけなんだよ」

わーん

蜜璃「ありがとうございますぅ！」

お父さん、お母さん。私を丈夫に産んでくれてありがとう

鬼殺隊ではみんなが私を認めてくれたの

鬼から守った人たちはね涙を流して私にお礼を言ってくれた

伊黒さんがね私に縞縞の長い靴下をくれたのよ

女の子なのにこんなに強くていいのかなって

また人間じゃないみたいに言われるんじゃないのかなって

怖くて力を抑えていたけどもうやめるね

ーこの人が希望の光だ!!ー

蜜璃「任せといて。みんな私が守るからね」

ーAside

蜜璃「任せといて。みんな私が守るからね」

『私もやるよ。二人でやった方が早く片付くし』

蜜璃「Aちゃん、ありがとう！こっちは私たちが何とかするから!!」

ギャガガガガガ

…？心拍数が上がっていってる

また呼吸が楽になった

なんだこれ

ドン

ギュルン

あれは…炭治郎たちを狙ってるな

ギャギャギャ

ドドン

チラッ

ん？蜜璃ちゃんの胸の上にも痣が…

あれ無一郎もあったよね

!!

「弱い者いじめをォするなああああ!!」

今いけるか…これ

蜜璃「Aちゃん！行って!!」

『わかった！ありがとう！』

シュン

ザン

『炭治郎！逃げられる前に早く!!』

炭治郎「A！ありがとう！」

早く戻らなければ

!!

『蜜璃ちゃん!!』

蜜璃「ぎゃあああああ～～!!!もう無理!!ごめんなさい殺されちゃう～～!!」

やばい!!

間に合わなっ

ドパッ…バラバラ…

ボロ…

『よかった……』

ドサッ