伊黒小芭内の継子は鬼殺隊のみんなに愛されています/弐(鬼滅の刃) (ページ3)

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伍拾弐ノ話ページ3

？「女にも嘸かし持て囃されるんだろうなぁあ」

ぐずぐず

まだ泣いてるよ、あれ

？「そっちの奴もいいなぁあ。肌もいいなぁあ、シミも痣も傷もねぇんだなあ。顔も可愛い顔してるよなぁあ。肉も程よくついてるよなぁあ。いいよなぁあ」

いや、褒められてる気がせんねんけど

『…』

？「妬ましいなああ。妬ましいなああ。死んでくれねぇかなぁあ。そりゃあもう苦しい死に方でなぁあ。生きたまま生皮剥がれたり腹を掻っ捌かれたり。それからなぁ」ボリボリボリボリ

？「お兄ちゃんコイツらだけじゃないのよまだいるの!!アタシを灼いた奴らも殺してよ絶対。アタシ一生懸命やってるのに凄く頑張ってたのよ一人で……!!それなのにねぇ皆で邪魔してアタシをいじめたの!!よってたかっていじめたのよォ!!」

？「そうだなあそうだなあ。そりゃあ許せねぇなぁ。俺の可愛い妹が足りねえ頭で一生懸命やってるのをいじめるような奴らは皆殺しだ。取り立てるぜ俺はなぁやられた分は必ず取り立てる」

？「死ぬときグルグル巡らせろ。俺の名は妓夫太郎だからなああ」

!!

バキャッ

!?まだ人が残ってる！

守らないと！

！

妓夫太郎「妬ましいなぁあ。お前本当にいい男じゃねぇかよ、なあぁ。人間庇ってなぁあ。格好つけねなぁあ。いいなぁ。そいつらにとってお前は命の恩人だよなあ。さぞや好かれて感謝されることだろうなぁあ」

宇髄「まあな。俺は派手で華やかな色男だし当然だろ。女房も三人いるからな」

いや、自分で色男っていうものなの？

妓夫太郎「お前女房が三人もいるのかよ。ふざけるなよなぁ!!なぁぁぁ!!許せねぇなぁぁ!!」ボリボリボリボリ

ん？暴走しかけてる？

ー血鬼術飛び血鎌ー

これは宇髄さんだけじゃ無理だな

ー星の呼吸参ノ型流華星点ー

ドン

？

妓夫太郎「!!…お前も弾いたなぁあ。そういえばお前も柱だったなぁあ。こいつよりも強い気配がするもんなぁあ」

ドッ

「キャアアッ」

なるほど、宇髄さん逃がすために下に落としたんだ

宇髄「逃げろ!!身を隠せ!!」

「はっはい」

妓夫太郎「逃がさねぇからなあ。曲がれ飛び血鎌」

ギュル

!!

これは斬撃自体を操れるの？

ギャギャギャ

私も避けれるようにしないと

でもこれ…どうやったら鬼は消えるんだ？

だって、妹の方を斬っても消えなかった

っていうことはこの妓夫太郎っていう方が本体なのか？

なら、両方の頸を一緒に斬るしかないのか

まあできるかわかんないけど、やってみるか