伊黒小芭内の継子は鬼殺隊のみんなに愛されています/弐(鬼滅の刃) (ページ20)

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陸拾玖ノ話ページ20

鋼鐵塚「俺に…任せろ…」

ギギギ

炭治郎「いやこれ小鉄君のですから!!」

鋼鐵塚「任せるんだ…」

炭治郎「説明してくださいよ鋼鐵塚さん」

鋼鐵塚「任せろ…」

炭治郎「いや…!!だから何を!?」

いや、これ鋼鐵塚さん頭おかしくなっちゃったのかな？

あれ？話が通じてませんけど？

鋼鐵塚「俺に任せろって言ってるだろうが!!」

ギュルルル

え!?そんな吹っ飛ばすか!?普通

炭治郎「うわあああ大人のすることじゃない!!」

？「少年たちよ、鋼鐵塚さんの急所は脇です。ここを狙うのです」

コチョコチョ

鋼鐵塚「ひゃひゃひゃひゃひゃ」

うん、だれ？

どちら様？

炭治郎「あっ鉄穴森さん!!ご無沙汰してます」

あー、なるほど

炭治郎面識があるんだ

鉄穴森「お久しぶり炭治郎君。鋼鐵塚さんはくすぐられるとしばしグッタリしますので私から説明しましょ。鋼鐵塚さんを許してやってくださいね。山籠りで修行していたんですよ。」

炭治郎「修行？」

鉄穴森「確かそちらの方は…星柱の星香Aさんでしたよね？確か鋼鐵塚さんが刀を打っている……。」

『はい、そうです』

鉄穴森「なら、貴方にも話しておかなくてはですね。鋼鐵塚さんは君たちを死なせないようもっと強い刀を作るために。素直に言わないけれどね」

炭治郎「俺たちのため…」キラキラ

炭治郎の目がキラキラしてる

鉄穴森「はい、特に君はずっと鋼鐵塚さんに刀をお願いしてるでしょう。嬉しかったんだと思いますよ。この人剣士さんに嫌われて担当外されること多かったから」

炭治郎「そうなんですか？」

小鉄「人づきあい下手すぎなんですよね、この方。だから未だに嫁の来手もないんですよね」

え、そうなんだ…

ばいーん

『うおっ…』

鉄穴森「あ、復活しましたね」

鋼鐵塚「この錆びた刀は俺が預かる。鋼鐵塚家に伝わる日輪刀研磨術で見事磨き上げてしんぜよう」

『あー、そういうk小鉄「じゃあ初めからそう言えばいいじゃないですか一言」こ、小鉄君……』

小鉄「信頼関係もないのに任せろ任せろって馬鹿の一つ覚えみたいに……」

ギリギリ

え!?やばいやばいって!!

鉄穴森「わきわき！わきです」

ふぅ……

危なかったー

ー翌日

炭治郎「ということが昨日あってさ刀の研磨が終わるまで三日三晩かかるらしくて、研ぎ終わるのが明後日になるんだ。その研ぎ方すごい過酷みたいで死んじゃった人もいるとか言ってて心配だよ」