伊黒小芭内の継子は鬼殺隊のみんなに愛されています/弐(鬼滅の刃) (ページ1)

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伍拾ノ話ページ1

ぽんぽん

宇髄「派手にやってたようだな、流石俺の女房だ」

わーん

あ、須磨さん遂に泣いちゃった

というか宇髄さんも柱だからこの場所は気配とかでわかるのかな

伊之助「オイィィ祭りの神テメェ!!蚯蚓帯共が穴から散って逃げたぞ!!」

『あ、空気ぶち壊しやがった』

宇髄「うるっせええ!!掴まってた奴ら皆助けたんだからいいだろうが。まずは俺を褒め讃えろ話はそれからだ」

まきを「天元様。早く追わないと被害が拡大しますよ」

宇髄「野郎共追うぞ。ついて来い、さっさとしろ」

外に出たのはいいけど…！あっちだな

宇髄「どけどけェ!!宇髄様のお通りだ!!ワハハハ」

『はや…』

伊之助「くそォ速ェ!!」

『というかさ、善逸寝ながら走ってるの？』

!!あっちだ！

しかも鬼の強い気配が

あれは…炭治郎？

それに…禰豆子ちゃんの鬼化が進んでる

上弦のあれは…陸？…それにしては気配が弱いな…

あれじゃ人が喰われるな

ー星の呼吸弐ノ型新星落雷ー

炭治郎「!!A…？…！」

シャラ

宇髄「おいこれ竈門禰豆子じゃねーか。派手に鬼化が進んでやがる」

やっぱり宇髄さんも来てたか

炭治郎「!?うっ!?」

宇髄「御館様の前で多見栄切ってたくせに何だこのていたらくは」

『炭治郎～、大丈夫？目から血が出てるけど』

炭治郎「A…!?なんでわかったんだ!?」

『ばーか、私が柱だっていうこと忘れたの？』

？「!!柱ね、それに二人も。そっちから来たの。手間が省けた…」

宇髄「うるせぇな。お前と話してねーよ。失せろ」

『私もお前となんか話してないんだけど？』

禰豆子「ガウッ」

『というかその前にお前上弦の鬼じゃないでしょ。気配が弱すぎる』

宇髄「おお、お前もわかってるんだな。俺が探ってたのはお前じゃない」

ズッ

？「えっ？」

あ、頸落ちてるじゃん

私斬ってないから宇髄さんが斬ったのか

宇髄「おい、戦いはまだ終わってねぇぞ。妹をどうにかしろ」

炭治郎「!!」

禰豆子「グアアア」

炭治郎「禰豆子」

禰豆子「グアウッ」

バタバタ

んー、これは治るのか…？

宇髄「ぐずり出すような馬鹿ガキは戦いの場にいらねぇ。地味に子守り唄でも歌ってやれや」

禰豆子「ガァアッ」

バキッ

あ、落ちる

炭治郎「…!!」

……「わーん」

泣き声…禰豆子ちゃんがおさまったのか

宇髄「おい、A行くぞ」

『うん、本当の”上弦の陸”を探しに行かないと。まあ、目星はついてるんだけどね』