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88話 ページ39

賢者様「では、早速質問していっていいですか?」


『ええ。構いませんよ』


賢者様「改めて名前、出身地、年齢を教えてもらってもいいですか?」


『ノワ・ラフィネ。出身地は雪華の森。年齢は確か……ファウスト、ネロよりは上で、ミスラ、シャイロック、ムルよりは下だったと思います。オーエンと同じ年生きてますよ』


賢者様「……思ってたよりも長く生きていらっしゃるんですね」


『魔法使いや魔女は年はとっても見た目は若いままなので、パッと見年齢は分からないかもですね』










確かにフィガロとか双子先生とかも結構高齢なのに、見た目若々しいもんな







まあ、双子先生は若々しいの度を超えてるけど












賢者様「雪華の森はどんな場所ですか?」


『そうですね。……パッと見は夢の森と似てますかね。あそこみたいに霧はないですけど』


賢者様「なるほど。じゃあ、綺麗な場所なんですね」


『雪の結晶と、雪の華がたくさん咲いていますね。だけど、雪の華は毒性があるので何も考えずに触ると大変なことになります』


賢者様「そ、そうなんですね……。任務で行くことがあれば触らないようにします……」


『ちゃんと対策してれば大丈夫ですけどね』


賢者様「お仕事は何かされていましたか?」


『北の国の奥の方で薬屋をしていました。結構評判でしたよ』


賢者様「そうなんですね!そういえば、ノワはスノウとホワイトの弟子なんですよね?」














あー……これか







あのふたりが口滑らしたせいで……

















『ええ。そうですね』


賢者様「何か、こう……思い出に残ってることとか、印象深いことはありますか?」


『兄弟子二人が酷すぎたってことくらいですかね』


賢者様「兄弟子というと、オズとフィガロですかね?」


『ええ。オズはとにかく過保護、フィガロはとにかくベタベタしてくる。鬱陶しいかったですね。ほんと』


賢者様「ああ……なるほど……。何となく想像はつきます……。ノワには、家族はいたんですか?」


『いえ。私の家は両親共に普通の人間でした。なので、私を産んで、その後私が魔法使いだと言うことが分かって、氷の街に私を捨てて行ったんです』


賢者様「そんな……」


『その後、スノウとホワイトが私を見つけて、育ててくれました。まあ、魔法の訓練とかは過酷でしたけどね。いい思い出ですよ』

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佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (1月23日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (1月22日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (1月21日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - すごく良かったです!更新頑張ってぐださい!楽しみに待ってます! (12月29日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続編おめでとうございます!続きを早く見たいです! (12月27日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅玲 | 作成日時:2023年12月24日 21時

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