53話 ページ4
中央の国の人々「ごきげんよう、魔法使いさんたち!」
中央の国の子供「ねえねえ、魔法使いさん!魔法を見せて!」
ムル「いいよ!《エアニュー・ランブル》!」
中央の国の子供「わああ……っ!」
中央の国の男性「すごい……。これが魔法の奇跡……!」
中央の国の女性「これなら、きっと、<大いなる厄災>からも守ってくださるわ!」
中央の国の人々「……何が魔法使いだ……。肝心の北の魔法使いが1人しかいないじゃないか」
中央の国の人々「きっと、身勝手な他のやつらが、<大いなる厄災>との戦いでも手を抜いたからこうなったんだ……」
中央の国の人々「来年はもう、この世の終わりだ……」
……へえー、好き勝手言ってくれるねえ
この感じだと、どうせオズがあの2人を連れてきたとしても何か言われてたんだろうな
結局人間なんてそんなもんだよ
賢者様「…………」
リケ「……あ……」
賢者様「どうしましたか、リケ。群衆の中に、誰か知り合いでも……?」
リケ「…………」
賢者様「リケ?」
リケ「……いえ……。なんでもありません……」
さっきのなんか叫んでた人間……教会の人間か
てことは、リケの家……みたいなものか
確か賢者の魔法使いとして召喚された時に、早く帰らないとって言ってたくらいだったし、気にしてるんだろうな、多分
─パーティ会場
ドラモンド「……えー、以上を持ちまして、<大いなる厄災>と戦う使命を背負った勇者たち……。賢者様と魔法舎の魔法使いたちへ私、魔法管理大臣からのはなむけの言葉とさせて頂きます!みなさま、盛大な拍手を!」
クロエ「わあ、すごい……。着飾った人たちがいっぱい。きれいなお菓子がいっぱいだ……」
ラスティカ「そんな隅っこから覗いていないで、こっちにおいで、クロエ」
クロエ「でも、でもさ、本当に怒られない?俺たち魔法使いなんだよ。前にどこかのお祭りに行った時だって……」
アーサー「魔法使いが主役のパーティだよ」
クロエ「アーサー王子さま……」
アーサー「アーサーでいい。クロエ。素敵なローブを作ってくれてありがとう。今夜は楽しんでいってくれ」
46人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (1月23日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (1月22日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (1月21日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - すごく良かったです!更新頑張ってぐださい!楽しみに待ってます! (12月29日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続編おめでとうございます!続きを早く見たいです! (12月27日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅玲 | 作成日時:2023年12月24日 21時