51話 ページ2
─中央の国
中央の国の人々「賢者様と魔法使いだ!」
中央の国の人々「<大いなる厄災>を撃退した魔法舎の魔法使いたちだ!彼らがいれば、<大いなる厄災>なんか怖くないぞ!」
中央の国の人々「ありがとう!魔法使いさんたち……!」
中央の国の人々「魔法舎の魔法使いに幸あれ!」
中央の国の男性「アーサー王子様!アーサー王子様、万歳!」
中央の国の女性「ほら!見てごらん!あそこにいるのが私たちの王子様だよ!厄災が来た日も助けてくださったんだ!」
……石は投げられなさそうだな、この感じは
まあ……よくない風に思ってる人間もチラホラいるっぽいけど
アーサー「ありがとう、みんな」
中央の国の男性「カイン隊長!お役目ご苦労さまです!」
中央の国の女性「カイン様!またお店に飲みに来てくださいな!」
カイン「ああ、ありがとう!」
中央の国の少女「きゃあ!すごくきれいな人!」
中央の国の少女「去年もお見かけしたわ!東の魔法使いのヒースクリフ様よ!」
ヒースクリフ「…………」
照れてるなあ、ヒース
こういうとこは年齢相応の反応だな、やっぱり
シノ「手ぐらい振ってやれよ」
ヒースクリフ「嫌だよ、恥ずかしい……」
シノ「何がだ。もっと自慢したらいいのに。選ばれた魔法使いだってことも。奥様似の美形ってことも。ヒースはどこも恥ずかしくな……」
中央の国の少女「隣りにいる子も、ちっちゃくてかわいい!」
シノ「ちっちゃいだと?」
ヒースクリフ「ちっちゃくてかわいいだって。シノも手を振ってやれよ」
シノ「馬鹿。こういう時にする挨拶は、親指で投げキスだろ」
中央の国の少女たち「きゃあああ……っ!かわいいのに格好いい!」
中央の国の少女たち「あの子も素敵!」
シノ「ふふん。きゃあだって。中央の女の子もかわいいもんだな」
ヒースクリフ「おまえの鋼の心臓は、多少俺も見習いたいよ……」
シノ……サラッとああいうことできるのすごいな
ヒースはヒースで紳士的な部分も多いし、何気にいいコンビだよな。あの2人
中央の国の女性「見て見て!かわいらしい双子がいるわ!」
中央の国の老人「なんと……!あのような子供の魔法使いたちまで、世界のために……。立派なことだ……」
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佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (1月23日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (1月22日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (1月21日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - すごく良かったです!更新頑張ってぐださい!楽しみに待ってます! (12月29日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続編おめでとうございます!続きを早く見たいです! (12月27日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅玲 | 作成日時:2023年12月24日 21時