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#4 ページ5

弦「なんかものすごく偏見になっちゃうと思うんだけど、勉強も運動も万能そうだなって思って」


『……どこをどう見たらそう思うの…』


弦「雰囲気?」


『適当すぎでしょ』









雰囲気って……



そんな雰囲気出てんの?私







かき消さないとダメじゃん…あー、やだやだ









──訓練場







……A組とB組、合同でやんのか



…まあまあな人数だな






何時に終わるんだろうか、これは。本当に









「はーい、並べー」


「並んでくださいねー」


「……えー、これから能力測定を行いますが、どういう風に測定していくのか分かってない人も多いと思うんで、それを話しておきます。まず、1つ目、祓魔の測定。これは魔が解き放たれている部屋に入って、魔を祓魔するだけです」


「そして、2つ目、官吏能力の測定。これはこっちで既に作ってある円陣の中に立って、何色に光るかでどれだけの能力があるか判断します。何色がいいとか悪いとかは言わないが、1番良くてかつ1番悪い色は金色だ」


「最後に3つ目。術式の測定。これも出されたお題をどれだけ正確に、俊敏に出せるかによって判断する。お題の例としては、精霊を出す、魔を召喚する…などだな」


「説明は以上です。各自自由に動いてください。また終わったら、必ず担任に報告してから教室に戻ること。では、開始」









さて、どこから行こうか



…まあ、無難に1つ目からやっていくか








──祓魔能力・測定会場







「クラスと名前は」


『A組、漆間 柚羽です』


「……よし、じゃあ、そこの部屋に入れ」


『はい』






─ガチャ







『うわぁ…早速魔の気配するわ』







さて、どこかなー





……!!






─バシュッ







んー……まあ、今斬った手応えからして大したことない魔だな


…当たり前か。強い魔を入れたら祓魔出来なくて死ぬ人とか出てくるかもだし








とりあえず……






『残り30……斬るか…』









秒で終わるっしょ、こんなん







─数分後








ここら辺にいるやつは全部祓魔したけど、まだ気配するな




…もっと先か?








─タタタッ

─ザッ









『……』


「ウ”ー…」


『デカくね?』








今まで見たことのない規模のやつがいるんだけど



デカいって、マジで







でも、まあ…






─ザシュッ、シュバッ







『……おーわりっと』






さあ、出よう

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真白 - よき (5月30日 22時) (レス) @page20 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅玲 | 作成日時:2022年8月17日 23時

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