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#18 ページ19

──禍祓
─コツコツ








「お前達!!大丈夫だったか!!」


長「あ、はい」


『別に大丈夫でしたけど…』


弦「…もしかして、僕達が戻って来なくて焦っておられましたか?」


甲「確かに任務時間から14時間も経過してますもんね」











─ザワザワ











え、何





なんでこんなに周り、ざわついてんの?









「あれが今年の優秀チームだって」


「あれでしょ?昨日組まれたばかりなのに、もう任務行ってきたっていう」











…噂されてんのか?



なんか、よく分かんないけどまあいっか











「とりあえず、もうすぐ授業が始まる。最悪2限から出るのでもいいが、くれぐれも無理はするなよ。任務明けだからな」


弦「分かりました」


長「流石にちょっと疲れたわ」


甲「ちょっと休んでから授業行こっか」


『……』


弦「……柚羽?」


『…いや、何でもない』










…なんか、あそこの影から見てる女子




私の事を異様に睨んでるんだよな









何か良くないことを思われているんだろうか











──談話室











甲「景くん、柚羽。2人も何か飲む?」


『何があるの?』


甲「んーっと、水、お茶、コーヒー、紅茶、オレンジジュース、りんごジュース、ココア…だね」


長「結構あんだね〜」


『んー…紅茶もらっていい?』


甲「了解。景くんは?」


長「俺、水でいいわ」


甲「了解」


弦「…柚羽、はいどうぞ」


『ありがとう』











…やっぱ落ち着くなぁ…





好きな飲み物とか、好きな事とかしてる時が1番落ち着くよね






『……』






…んー、さっきから視線感じるなぁ



恐らくさっきの女子生徒なんだろうけど






長「…さっきからどうした?やけに周り気にしてるけど」


『いや…やけに視線を感じるからなんだろうなぁと思って』


甲「視線?」


『うん。任務から帰ってきた時も1人の女子生徒にめっちゃ見られてたんだよね』


弦「じゃあ、その子ってこと?」


『多分ね。なんか、あるのかな』


甲「…でも、怖いね。その子」


『?…あー、うん。確かに』







私達の後をずっと着けてきてるって事だもんね



軽いストーキング行為だし







普通に怖いな









長「それなら、なるべく1人にならない方がいいかもな」


弦「柚羽は僕が常に一緒にいるから大丈夫だし、2人も同じクラスだから大丈夫でしょ」


甲「そうだね」


長「ハルとなるべく離れないようにするわ」

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真白 - よき (5月30日 22時) (レス) @page20 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅玲 | 作成日時:2022年8月17日 23時

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