検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:5,355 hit

へぇー、ワタシ相手にねぇ… ページ4

──数時間後
─Aの仕事部屋






─コンコン






ん?




『誰?』


「青宮さん。お茶をお持ちしました」


『お茶?…入っていいよ』






─ガチャ






「失礼します」








お茶なんてワタシ頼んでないんだけどなぁ




うちの部下って指示なしだと入ってくる事滅多とないんだよな







『なんでお茶持ってきたの?』


「青宮さん、ずっと部屋にこもっておられる様子でしたので、疲れているんじゃないかと思いまして」


『あー、そういう事』


「こちら、どうぞ」







─コトッ







『ありがと。……』







ん?なんか、お茶以外の匂いが……






この匂い……






!!毒薬か






『…ッ、アハハッ。オマエ、こんなんでワタシ騙せると思ってんの?w』


「………」


『なんかすんごい変な匂いするんだよね』


「それは……」


『毒薬、だよね?』


「っ……」


『ワタシに毒を盛ろうなんざ100万年早ぇんだよ』


「……」








─ガチャ







「えっ……」


蘭「はーい。オマエはとりあえずオレらとお話な〜?♡」


竜胆「A、大丈夫?」


『全然。ワタシ、一口もこれ口つけてないから』


鶴蝶「Aの部下自身がこんな事をするなんてな……」


九井「とりあえず、何も無かったようでよかった」


『まあ、ワタシ五感いいから気づくよ』








それにしても…なんで毒なんか仕込んだんだ?こいつ




もしかして…宣戦布告?





ワタシを殺して自分が幹部になり代わろうっていう魂胆か?




まあ、実力ではワタシに勝てないだろうしね








『てか、蘭と竜胆って仕事行ったんじゃなかったっけ?』


九井「オマエがあの二人に電話かけたんだろ?二人共すごい形相で帰ってきたぞ」


『適当にかけたんだけどあの二人だったんだね。……あ、竜胆にかけてるわ』


三途「オマエもよく画面見てない状態でかけれたな」


『まあ、感覚ってやつ?』


三途「……その感覚、他の事に使えよ」


『他の事って何よ』






まあ、まさか竜胆に電話かけてたとは思わなかったけどね




それにしても…今どうなってんのかな。あの部下






どちらにしろスクラップには変わりないけど







一応、あれも裏切りの一つだから


ワタシの信頼の裏切り ね

こいつらもエグいな→←怪我する理由3人ともそれなのね…?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
57人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- めっちゃ、面白かったです☆続き応援してます! (2022年7月12日 19時) (レス) @page5 id: c208728189 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紅玲 | 作成日時:2022年5月20日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。