10. ページ11
竜胆「別にあれは器用とか関係ねぇだろ、多分」
蘭「竜胆も器用だと思うよ」
『ですよね』
やっぱりそうだよね
竜胆さんも器用そうだなって思ったもん
蘭「はい、終わったよ」
『ありがとうございます』
蘭「Aちゃん、ヘアケアとかやってる？」
『いや、特にはやってないですけど…』
蘭「その割にはめっちゃ髪綺麗だね」
『そうですか？』
私、髪結構染めてんのに傷んでないわけが無い…
髪綺麗な訳もないと思うけど
九井「確かに綺麗だよな。Aの髪」
鶴蝶「そうだな。傷んでなさそうに見える」
『バリバリ傷んでますよ。私の髪』
竜胆「まあ、ブリーチとかやってるもんな、オマエも」
『はい』
竜胆「なのにそんなに髪綺麗なのすげぇわ」
『…ありがとうございます』
今日なんでこんなに褒められてるんだろうか
何か企んでんのか？この人達
蘭「はーい、じゃあ次はメイクな〜。…目、瞑って」
─数分後
蘭「はい、メイク終わり」
『……やっぱり器用ですね、蘭さん』
蘭「当たり前だろ〜？」
竜胆「まあ、素材がいいってのもあると思うけどな」
蘭「それはそうだな。……じゃあ、行こっか。Aちゃん」
三途「蘭、ヘマすんなよ」
蘭「分かってるって」
鶴蝶「頼んだからな、蘭」
蘭「はーい。行こ、Aちゃん」
九井「Aも気をつけてね」
竜胆「兄貴からなるべく離れないようにしなよ」
『分かりました』
──車内
『……そういえば、なんであんなに皆さん蘭さんから離れないようにおっしゃるんですかね』
蘭「これから行くのはキャバクラ主催のパーティーっていうのは前言ったでしょ？」
『はい』
蘭「キャバクラの女達が寄ってくんの、オレに。それを避けるためにAちゃん連れていくっていうのは分かるよね？」
『はい。分かります』
蘭「だけどね、逆にAちゃんが狙われる可能性もあんの。なんせオレの彼女だって紹介するから」
『キャバクラの女性達に私が危害を加えられる可能性を避けるために離れちゃいけないってことですね』
蘭「そういうこと。オレの目の届く範囲にいてくれればまあ、それでもいいんだけどね」
『でも、私自分の身くらい自分で守れますよ』
蘭「蘭ちゃんが心配になんの。だから、離れないでね」
『分かりました』
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←9.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 331人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月宮莉夢 - 題名から「うわぁ〜めちゃ面白そう！」って思って飛んで来たら、めちゃくちゃ推し作品だった、、、、、更新してくれてありがとうございます！！！夢主ちゃんと梵天ズが幸せになってほしいなぁ〜と願っています、、、！！応援してます！！ (2022年7月23日 22時) (
レス) id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
或る文スト好き - 面白いです。内容がめちゃくちゃ好みです。続き待ってます‼ (2022年3月24日 13時) (レス) @page3 id: de3992b215 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅玲
| 作成日時：2022年3月24日 0時
