ヘアメイク担当.6 ページ7
──MANKAIカンパニー─寮
綴「ただいまー」
監督「おかえりーって、すごい荷物だね!?」
『メイク道具とか色々持ってきたらこうなっちゃってさ…w』
支配人「お、部屋こっちですよー!」
──部屋の前
監督「ここって部屋だったんだ……」
綴「ここに部屋まだあったんすね…」
支配人「いやぁ、前はちょっと物置になってたんですけど、ちゃんと掃除しましたんで!!どうぞ、お使いください!!」
『あぁ…ありがとうございます』
監督「布団とか洗いましたよね?」
支配人「もちろん洗いましたよ!」
『あ、それならいいや…』
綴「お前、アレルギーとかあったっけ?」
『あー、ハウスダストとかそういう系のは無理。後、花粉症』
綴「それは辛いな……ここら辺でいい?荷物」
『うん。そこら辺に置いといて』
結構広いな
一人部屋だけど、色々物とかで場所取るしこれくらいの広さあって助かったかも
ただ、あれだな…
ドレッサーないし、明日買わないとな〜
監督「ここって、少し部屋の作り違いますよね」
綴「確かに俺たちの部屋と窓の位置とか、クローゼットの位置とか違いますね」
支配人「ここは初代の脚本家の方が使っていた部屋なんですよ。多分、楪葉さんのような裏方のお仕事や演出のお仕事をされる方ように設計された部屋なんです」
『へぇー』
支配人「でも、他の部屋と位置とか以外は何も変わらないと思いますよ」
綴「そうっすね」
監督「……あ、綴くん稽古始まるよ」
綴「あ、もうそんな時間っすか。じゃあ、また後でな。紫雲」
『うん。稽古、頑張ってね〜』
さて、私は荷解き…まあ、そんな大層なものじゃないけど、やっていくかー
まずはパソコンを並べて……
支配人「楪葉さんも稽古、見に行かれますか?」
『え?』
支配人「楪葉さんは演技指導者でもあるので、全然見に行かれても大丈夫なんですよ」
『あー、でも、私とりあえず持ってきたものを整理したいので明日から行きますね』
支配人「分かりました!何かあれば言ってくださいね。では!」
『はい。ありがとうございました』
─パタン
よし、頑張ろーっと
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作者名:紅玲 | 作成日時:2022年1月30日 1時