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6話 ページ8

───放課後









凛音「Aー!!」









─ギュッ









『うわっ!…え、どうしたの?』


凛音「勉強教えて!!」


『……オマエ、なんか企んでるな?』


凛音「……アハハっ、バレちゃった〜!!」









なんか、毎回勉強教えてとか滅多にしないことをしようとしてる時は何かしら企んでるんだよね。









この人。









まあ、用事もないしいいんだけどさ。









教えるのは。









『ってか、本当に勉強するの?』


凛音「そ、そりゃあ、しますよ。します」


『絶対やる気ないでしょ』


凛音「あるよ!!」









信じらんねー…。









まあ、いっか。









凛音「このね、数学の問題わかんないんだけど」


『んーっと?…方程式?これ、この問題の中でも1番簡単なやつじゃない?』


凛音「えっ、そうなの?」


『あー…えーっとね、これは─』


凛音「─あー!なるほど。そういう事か!」


『で、X=−2になる』


凛音「ほう!なるほど!」









凛音は絶対授業ちゃんと聞いてたらわかるタイプだと思うんだけどなぁ。









まあ、こいつが聞くわけないわな。









バリバリのギャルだし。この人。









凛音「ってかさ、A」


『何?』


凛音「マイキー君の事アンタはどう思ってんの?」









どう思ってる?って…。









なんとも思ってないんだけど、どうしたらいい?









『なんとも』


凛音「え、あんなにアタックされてるのに!?」


『あれってアタックなの?』


凛音「……はぁぁぁぁ……」









え。ため息つかれた。









え、あれがアタックとか初めて気づいたわ。









いや、アタックなんかされたくないんだけど。









『あのね。凛音』


凛音「…ん?」


『私ね、マイキー君怖いと思ってるんだよね』


凛音「えぇ?なんで?」


『だって、あの東京卍會の総長だよ!?怖くないわけないじゃん!!』


凛音「あーね」









私…なるべくそういう暴走族(チーム)とは関わりたくないんだよね。









ほんとに。

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らむねすきぴ((殴 - 更新がんばってください (2022年6月20日 21時) (レス) @page10 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
紅玲(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます! (2021年9月9日 22時) (レス) id: 96eca20ffa (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 面白いです!応援しています! (2021年9月4日 16時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅玲 | 作成日時:2021年9月3日 23時

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