【東卍】何故か暴走族の総長さんに気に入られました【佐野万次郎】 (ページ5)

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3話ページ5

マイキー「ねぇ」

『？はい、』

なんだろう？

怖いこと言われなかったらいいけどなあ。

マイキー「あのさ、オレの彼女になってよ」

『え』

ん？私の聞き間違いかな？

これが私の聞き間違いでなかったら今、マイキー君は私に彼女になってよって言ったよね？

いや、でもまあ、まさかそんなわけないよねぇ？

マイキー「…返事は？」

『え』

マイキー「だから、さっきの返事」

あー！聞き間違いじゃなかったぁぁぁ!!!!

え、なんで？なんでなの？

なんで、いきなり彼女になってって言われんの？

なんで??

『あの、一つお聞きしていいですか？』

マイキー「うん」

『なんでいきなり彼女になってよなんて言ったんですか？』

マイキー「……好きになったから」

『……え』

待って!?

さすがに訳分からん!!

え、私とマイキー君さっき会ったばっかだよね？

いや、会ったばっかというか、初めて話してから5分も経ってないよね？

それで好きになる要素がどこに!?

マイキー「ねぇ、聞いてる？」

『！はい』

マイキー「返事は？」

『え、あ、いやぁ…うーん…』

私、流石に全然中身を知んない人と付き合えないんだよなぁ…。

どうしようかなぁ…。

あ、そうだ。

『私、全然話した事の無い人とは付き合えないので今はごめんなさい』

これでいいでしょ

そこまで傷つかない謝り方だと思うよ。これ。

マイキー「…ふーん。じゃあ、これから話しかけに行くからよろしくね♡」

『え』

え、いやいや、そう来るとは思わなかった。

マイキー「じゃーね！Aちゃん♡」

ツカツカ

えぇ…嘘でしょぉ…!!?

嫌だよ!!絡みたくないのに!!

マジで明日から学校休みたい…。

でも、流石にこんな事で休んでらんないしなあ。

どうしようかなぁ……。