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2話 ページ4

「オイ、テメェら!!ズラかるぞ!!」









おっと?









そんなのさせるわけねぇじゃん。









『私に喧嘩売ったからには─逃がしませんよ?(ニコ)』


「っ!!!!」









──10分後









『はい。おーわりっ』









─ドサッ









はあー、またしょうもない奴ら相手に時間使っちゃったー。









こんな事ならこっちの道通らずに遠回りになるけど人通りの多い道使った方がよかったかなあ。









まあ、いっか。









さて、かーえろっ─









「ねぇ」


『えっ』









え、待って。









この今の状況を見られてたの?








誰に?







え?









ってか、マジで誰だろう?









─チラッ



『……え』


マイキー「君さ、名前なんて言うの?」


『…津城Aです』


マイキー「津城A……」









え、まさかあのマイキー君だとは思いもしなかったんだけど。








え、最悪。








私、極力同中のマイキー君とドラケン君とは関わらないようにしてきたのに。









それになんか、私の名前聞いて考えてるし…。









なんで。









マイキー「…あ。オマエ、同中だろ!」


『あ、はい』


マイキー「確か…成績学年トップの…!」


『……はい、』









なんでこんなにテンション高くなってんの?









普通に怖いんだけど。









だって、別に私なんかのアイドルとかでもないし、特に学園のマドンナ的存在とかそんなんでもないし。









テンション上がる理由がわかんない。



マイキー「Aちゃんって喧嘩強かったんだね」









あぁー……。



『…やっぱり見てました?』


マイキー「?うん」


『いつから?』


マイキー「最初から。なんか、ウチの制服着てる奴が絡まれてるなーって思って来ただけなんだけどね」


『なるほど…』









さて、見られてしまった。








どうするか。









変な噂流されたら溜まったもんじゃないぞ、これ…。









私、中学は平凡なスクールライフを送ろうと思ってたのに。



『……』


マイキー「ねぇ」


『…?はい、』


マイキー「オレの──」


『…え』

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らむねすきぴ((殴 - 更新がんばってください (2022年6月20日 21時) (レス) @page10 id: aa2b55b842 (このIDを非表示/違反報告)
紅玲(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます! (2021年9月9日 22時) (レス) id: 96eca20ffa (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 面白いです!応援しています! (2021年9月4日 16時) (レス) id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅玲 | 作成日時:2021年9月3日 23時

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