日常5 ページ6
─仕事場
『オーイ、お父さんちゃんと借金は払ってもらわないとさぁ』
「うるせぇんだよ!!ぶっ殺すぞ!!」
『……
─数分後
ドサッ
『…うわ、こいつヤクやってんじゃん。臓器売れねぇなぁ…』
「あ、あの…!」
『ん?』
「僕の臓器売れば借金返せますか?」
『……返せると思うけど…』
「じゃあ、売ってください」
『……君、年齢は?』
「11歳です」
見るからに痩せてるし、臓器売ってもそんなに金にならねぇなぁ…
『……名前は?』
「
『瑠依ちゃんね。…瑠依ちゃん、ワタシと一緒においで』
瑠依「……どこにですか?」
『ん?あー、ワタシのねお家みたいな場所だよ』
瑠依「…わかりました。いきます」
『よし、行こう』
いつもなら無理やり連れてくる時は手錠かけないと逃げ出すからかけるんだけど、このコ絶対逃げる気ないよねぇ
んー、ココに電話するかー
〜♪
『あ、ココ?』
ココ「(終わったか?)」
『うん。終わった。車よろしく』
ココ「(ああ。すぐ着くと思う)」
『はーい』
プツッ
『瑠依ちゃん。ご飯食べた?』
瑠依「食べました」
『いつ?』
瑠依「確か……2日前くらい」
え、マジか。そりゃあ、こんな細いわけだ
『……何か食べたいものある?』
瑠依「ないです」
えぇ、即答
『じゃあ、好きなものは?』
瑠依「ないです」
マジか…好きなものもないくらい食べさせてもらってなかったんだ
『君はさ、死ぬの怖くないの?』
瑠依「全然。逆に早く死にたいので」
『……』
─本部
『あ。全然あがって大丈夫だよ』
瑠依「はい」
トットッ
『ただいまー』
蘭「Aちゃん、おかえり〜♡…ってえ?」
竜胆「おかえり…ってえ?子供?攫ってきたのか?」
『違うわ。借金取り立てした時にいた子供。お父さんがヤクやってて臓器売れねぇから、このコが売るって言ってさ。でも、とりあえずこのコにご飯用意してやって』
竜胆「は?飯?」
『食ったの2日前だってさ』
蘭・竜胆「「……」」
蘭「竜胆。作ってやれよ」
竜胆「ああ。そのつもりだよ」
んー、とりあえず…
『瑠依ちゃん、お風呂入ろっか』
瑠依「え、入っていいんですか!?」
蘭・A「『……』」
マジか
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紅玲(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます!確かにそうですね…少しずつ話を変えていきます (2021年8月26日 10時) (レス) id: 96eca20ffa (このIDを非表示/違反報告)
はるか - とっても好きです!ただ瑠依ちゃんの愛されになりつつあるなと思います…趣旨が変わってしまってる気が… (2021年8月26日 9時) (レス) id: d04a74515a (このIDを非表示/違反報告)
紅玲(プロフ) - レイスさん» 確かに…!!探しに行かないとですね…!!! (2021年8月22日 23時) (レス) id: 96eca20ffa (このIDを非表示/違反報告)
紅玲(プロフ) - 枝豆さん» ありがとうございます! (2021年8月22日 23時) (レス) id: 96eca20ffa (このIDを非表示/違反報告)
レイス(プロフ) - こんな幸せな世界線はどこにあるのでしょうか、、、更新楽しみにしてます! (2021年8月22日 18時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅玲 | 作成日時:2021年8月19日 12時