京都姉妹校交流会に向けて#4 ページ27
ー数分後
真「おい、オマエら。飲み物買ってこい」
恵・野・A「「『え』」」
ー自販機前
野「…ここもっと種類ないの!?」
『んー…あった気が…』
恵「多分、あっちにもっとあった気がするが…」
…!
なんだ、この気配
コツコツ
!この人ら…京都校の奴らじゃん
なんで東京にいんの?
恵「なんで
『何しに来たんですか。東堂先輩、禪院先輩』
野「あっ、やっぱり?雰囲気近いわよね。禪院先輩。姉妹?」
禪「嫌だなぁ、伏黒君、Aちゃん。それじゃあ、真希と区別がつかないわ。真依って呼んで」
東「コイツらが乙骨と三年の代打…ね」
禪「アナタ達が心配で学長に付いてきちゃった。同級生が死んだんでしょう?辛かった?」
…なんだ。コイツ
禪「それともそうでもなかった?」
恵「……何が言いたいんですか?」
禪「いいのよ。言いづらいことってあるわよね。代わりに言ってあげる。”器”なんて聞こえはいいけど要は半分呪いの化物でしょ」
…やっぱりただ単におちょくりに来ただけでしょ
これ
禪「そんな穢らわしい人外が隣で不躾に”呪術師”を名乗って虫唾が走っていたのよね?死んでせいぜいしたんじゃない?」
『…はぁ…禪院先輩、私らの事おちょくりに来ただけならさっさと帰ってもらっていいですか。私ら、京都校の方々に構ってる暇ないんですよね』
東「その通りだぞ、真依。どうでもいい話を広げるな。俺はただコイツらが乙骨の代わりに足りうるのかそれが知りたい。伏黒…とか言ったか」
ザリ…
東「どんな女がタイプだ」
ドン
恵・野・A「「『?』」」
え、どゆこと?
ビリビリビリ
東「返答次第では今ココで半殺しにして乙骨…最低でも三年は交流会に引っぱり出す。因みに俺は、
恵「なんで初対面のアンタと女の趣味を話さないといけないんですか」
『確かに話す義理ないもんね』
野「そうよ。ムッツリにはハードル高いわよ」
えぇ?
恵「オマエは黙ってろ。ただでさえ意味わかんねー状況が余計ややこしくなる」
東「京都三年、東堂 葵。自己紹介終わり。これでお友達だな。早く答えろ。男でもいいぞ。性癖にはソイツの全てが反映される。女の趣味がつまらん奴はソイツ自身もつまらん。俺はつまらん男が大嫌いだ」
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れぃ - 恵くんかわゆい〜 (2022年9月25日 6時) (レス) @page29 id: 0a447ebb60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅玲 | 作成日時:2021年5月12日 23時