式神使いの幼馴染です(呪術廻戦)

一年生全員集合#4 ページ18

恵「でも釘崎は経験者ですよね。今更なんじゃないですか？」



五「呪いはさっきもAが悠仁に対して言ってたけど人の心から生まれる。人口に比例して呪いも多く強くなるでしょ」



なるほどね



つまり地方と東京じゃ呪いのレベルが違うっていうことを五条先生は言いたいのか



五「地方と東京じゃ呪いのレベルが違う。レベルと言っても単純な呪力の総量の話だけじゃない。「狡猾さ」知恵をつけた獣は時に残酷な天秤を突きつけてくる」



五「命の重さをかけた天秤をね」



ズルン


『あ』



五「お」



恵「祓います」



五「待って」



「オ”ッア”アアァアア(ザクザクザク)」



野薔薇がやったのか



野薔薇の術式は…あれは…芻霊呪法？



恵「……」



五「いいね。ちゃんとイカれてた。さて、じゃあ僕達は子供を送り届けに行くよ」



『あ、はい』



ー数十分後



多分あの男の子五条先生だけだったら泣いてたなぁ



私と恵が抱っこしてたら泣かないのに先生が抱っこした途端に泣きそうになってたもんね



コツコツ



五「お疲れサマンサー!!子供は送り届けたよー。今度こそ飯行こうか」



虎「ビフテキ!!」



野「シースー!!」



おー、めちゃくちゃ元気



恵「……(ムスッ)」



あー、恵不機嫌になってるなぁ



出番がなかったからな



虎「どったの伏黒」



恵「別に」



『恵…‪w』



五「出番がなくてスネてんの」



野「プップー、子供〜」



ー7月
ー西東京市 英集少年院 運動場上空



伊地知「我々の”窓”が受胎を確認したのが3時間程前。避難誘導、9割の時点で現場の判断により施設を閉鎖。「受刑在院者第二宿舎」5名の在院者が現在もそこに受胎と共に取り残されており、受胎が変態を遂げるタイプの場合特級に相当する呪霊になると予想されます」



マジか…特級って…



私、なりたてだし無理なんだけど



虎「なぁなぁ、俺、特級とかまだイマイチ分かってねぇんだけど」



まあ、そりゃそうだよねぇ



伊「では、バカでも分かるように通常兵器が呪霊に有効だと仮定した場合で説明します」



おー、なんか結構説明分かりやすいな



恵「本来呪霊と同等級の術師が任務に当たるんだ。今日の場合だと五条先生とかAだな」



虎・野「「え!?」」



野「えっ、ちょっと待って。A、アンタ特級なの!?」



『うん。いつの間にか推薦されてたみたいで…なってた…』

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