▽続き ページ19
Aside
「え、Aまっさん達と知り合いなん？」
驚いたように大晴が聞いてくるけどまっさんて誰やねん。
「まっさんはまっさんやん！正門良規先輩！」
あぁ、正門くんのことか。
「知り合いも何も、あの2人、さっき言うてた同居人。」
そう言うた瞬間大晴は
「はぁ...」 と小さくため息をついた。
「あんなかっこええ人と住んでるとか勝ち目ないやん...」
とかブツブツ言うとるけどなんの勝負やねん笑笑
「んで、大晴はなんで正門くんのこと知っとるん？」
「あれさっき言わんかったっけ？サークルの先輩やからな。サークルでも人気者やで？」
まっさんはほんまにカッコええねん...。
と瞳をキラキラさせる大晴。
改めて大晴の後輩力の強さを感じる。
可愛いもんなこんな後輩がおったら。
大晴と一緒のサークルってことは、軽音か。
「あれだけ人気者やったら、軽音部えぐいんちゃう？」
大晴は方をすくめて、そんな事ないねんと笑う。
「まっさん目当ての人達入れとったらキリがないから、入る試験設けてるんよ笑
純粋にバンドやりたい人って中々おらんの。
今ボーカルおらんくてさ、ドラムもまっさんの知り合いの高校生にやって貰ってんねん。」
軽音楽しいのになぁ……とベースを弾くような手振りをする。
「A、もう歌わんの？」
寂しそうな、子犬のような顔をする大晴。
そんな顔されても……。
「今日サークル活動あるで？見に来る？」
さっきの表情とは打って変わって軽い感じで活動場所を指さす大晴。
おうち帰っても道枝くんと気まずいし…。
私だって、また歌いたいなんて気持ちがない訳では無い。
「放課後迎えに来てくれる？」
大晴の顔を覗き込むと少し照れたように目を逸らされて
「任せてや！」
と笑いかけてくれる。
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咲良(プロフ) - 絶対完璧さん» わぁぁ嬉しすぎるコメントありがとうございます ！！！亀更新ですが楽しんで頂けると嬉しいです〜！ (2022年11月3日 1時) (
レス) @page42 id: e03173b876 (このIDを非表示/違反報告)
絶対完璧 - 面白いです!続き待ってます (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9c542e42dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2022年8月27日 12時
