心配性 ページ43
Aside
小島くんのおかげでほっこりした気持ちで家の中に入る。
と、全員寝たはずなのにリビングの電気が付いていた。
そーっとドアを開けると
大「わ、Aちゃん……！！」
と飛び付いてきた大吾くん。
びっくりした子犬かと思った、もうしっぽ見えてた今。
「……あれ今名前…！？」
大「アリスちゃんも気に入っててんけど、Aちゃんってむっちゃ可愛ええ名前やなぁと思って笑」
なんて照れたように笑う大吾くん。
……お母さんお父さん、素敵な名前をありがとう！！
…じゃなくて、
「大吾くん起きてたん……？」
おやすみーって自室に戻ってったのに、
そう思って大吾くんを見つめると大吾くんは拗ねたような顔をして
大「急におらんなるから心配したんやん…！」
と私を強く抱き締めた。
「こっそり出掛けたはずやのになんで……？」
大「前住んでた人が徘徊癖あってんな、笑」
だから扉の開く音に敏感やねん、と大吾くんは力なく笑った。
「……心配かけてごめん、」
大「いや、全然。せやけどやっぱり心配やから夜出掛けたなったら言うて？俺着いてくで。」
ほんまに優しい人たちに囲まれて
なんて私は幸せものなんだろう。
「ありがとう、もう勝手に出かけない笑」
大「そーしてや！」
深夜公園に行かなくたって、お家にこんなに素敵な人たちが居るんだから。
やっぱり小島くんも、ここに住めばいいのに……。
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咲良(プロフ) - 絶対完璧さん» わぁぁ嬉しすぎるコメントありがとうございます ！！！亀更新ですが楽しんで頂けると嬉しいです〜！ (2022年11月3日 1時) (
レス) @page42 id: e03173b876 (このIDを非表示/違反報告)
絶対完璧 - 面白いです!続き待ってます (2022年10月27日 16時) (レス) id: 9c542e42dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2022年8月27日 12時
