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Aside
翔太に無理やりジェットコースターに乗せられてジェットコースターに乗る前のわくわくしていた気持ちも無事に意気消沈してた時、翔太がお水を買いに行ってくれた
やっぱり私の彼氏は優しいなーなんて思っていた
その時までは良かったんだ。
翔太が戻ってくるまで景色でも楽しんでいようかと周りを見渡した時だった
「おねーさんかわいーね。俺と一緒に遊ぼうよ」
最初は、自分に向けられて言われているだなんて思わなかったから無視をしていたんだ
「ねーねー無視しないでよおねーさん俺怒っちゃうよー？」
私がキャストさんの持っている大量の風船に目を奪われている間もずっとナンパ男は声をかけ続けている
随分としつこいナンパもいるんだな
絡まれてる人可哀想
「おい。無視すんなつってんだけど」
その声と共にいきなり右腕を掴まれて私はわかりやすく肩を揺らしてしまう
「あ、なにおねーさんもしかして今気づいたの？」
『あの、どなたでしょうか』
「誰だと思うー？」
『えっ、と翔太のお友達ですか？』
もちろん私はこの人を知らない。だから、そのくらいしか答えが出てこなかったのだ
「ちがいまーす！てか翔太って誰？」
『私の彼氏。いや、こ、恋人です！』
「へー彼氏いるんだ。せっかく俺が目つけたのに残念だなー妬けちゃうな」
ナンパ男はずっとニコニコしていて何を考えているのかわからない
それに初対面の人に妬けると言われてもなんて返したらいいかわからない
模範解答が見つからなかったので、仕方なく黙りこくっていると突然掴まれていた右腕を引かれて立たされる
「ま、いーや。遊び行こ！」
『え、だから私彼氏待ってるので！』
「ちょっとだけ！ね！」
『だめです！』
私は助けを求めるように翔太の姿を探す
何度か見回してやっと見つけた翔太はやけにかわいい女の子と腕を組んでいた
『え、』
「おねーさんどーしたの？あ、彼氏いた？」
『え、あ、』
「どれどれー？…あ、もしかしてあそこで女の子と腕組んでるやつとか？」
冷たい汗が背中に流れて鳥肌が立つ
まともに返事も出来ないまま口を金魚のようにパクパクとさせても、掠れた息が漏れ出る
「あーあ、図星か。おねーさんかわいそー堂々と浮気されちゃって」
鼻の奥がツンとして、視界がぼやける。
その原因が私の目から溢れる涙だということを理解するのにそう時間はかからなかった
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杏奈@96月/真・八重流 - 全く見てなくてごめんなさい！リクエストに答えてくださるだけで、内容なんて全く気にしません！！ 症状が収まるといいですね (2021年4月4日 22時) (
レス) id: 39bb677938 (このIDを非表示/違反報告)
あんな@96月 - まぁぁぁったくみれてなくてごめんなさい！！！前置きっすねw長いのも好きなので嬉しいです！！ (2021年2月14日 22時) (レス) id: 39bb677938 (このIDを非表示/違反報告)
あんな@96月 - リクエストのありがとうございます！続き楽しみですなぁ… 体調とかにも気をつけてくださいね！ 更新待ってま〜す！ (2021年1月11日 0時) (レス) id: 39bb677938 (このIDを非表示/違反報告)
あんな@96月 STPR - えぇっ……更新よりも、身体を大事にしてくださいね お大事にです (2020年12月18日 23時) (レス) id: 39bb677938 (このIDを非表示/違反報告)
あんな@96月 STPR - リクエストのやつ、ありがとうございました！！ またリクエストですが、夢主ちゃんと天月くんの2人でお出掛けとか！ お出掛け先はデートスポットみたいな感じでお願いできますか？ (2020年12月11日 22時) (レス) id: 39bb677938 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みねらる。 | 作成日時：2020年9月27日 12時
