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私が声をかけると目を見開く春樹。
隣にはやばって顔した女。
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春樹「 あ、え。今日帰ってくるの早くね？」
A「 いつもこの時間たげと。あ、そっか春樹いつも遅いから帰ってくる時間なんて分かんないよね。」
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ほんとはすごく動揺してるのに冷静に話せてる自分が怖い。
A「 で、誰？」
？「 、、え。」
春樹「 辞めろよ、勘違いすんなって仕事の仲間。俺体調悪かったから送ってくれただけだよ。」
A「 馬鹿なの？そんな言い訳通用しないんだけど、春樹今日休みだよね？なのに仕事の人とあってるの？体調悪いのにイチャイチャずっと私帰ってくるまでしてたっていうの？」
A「 最近遅いのもその女と居たんでしょ？気付かないとでも思った？そんな私鈍感だと思った？ふざけないでよ。」
春樹「 あー、ごちゃごちゃ質問ばっかな。もういいよ。そうだけど？正直お前には飽きたんだわ。」
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一瞬頭殴られた気分。飽きた？
すこしでも謝ってくれると思った。
謝ってくれたら許そうかと思った。
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そっか私って要らない存在…？
A「 なに、それ。今日なんの日だかわかってる？」
春樹「 知らね、興味ねーよ。」
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A「……最低」
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何も考えられなくなっていえ飛び出して無我夢中で走った。携帯も置いて財布も置いて、もうどうなったって良い。
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もういっその事消えてしまいたい。
気付いたら知らない場所、行く当ても何もないし、どうしよう。
A「 …こんなとこに川なんてあったんだ。」
自分が何をしようとしてるかも分からない。ただただ足が川に向かってく。
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あー、私死のうとしてるんだ。
無様な最後だったな。
今頃春樹は私が居なくなって嬉しがってんだろーな。
A「 …笑えちゃう。」
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気付けば川の目の前にいてあと数歩で落ちる寸前だった。
？「 っおい、何してんの？」
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作者名：れいな | 作成日時：2022年7月27日 1時
