デキちゃいました.2【降谷零】

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降谷side









4時55分55秒




『よし』




念のため5時に鳴るようにセットしているスマホのアラームを5秒前に鳴らないように止める




横を見るとスヤスヤと眠る愛しい妻の姿








『おはよう』







チュッと頬にキスを落としてベッドから抜け出し、脱衣所にある洗濯機のスイッチを入れてから顔を洗う





『ふぅ…うん、問題ないな』





本日もクマも顔色問題なし





その後台所にある冷蔵庫を見ながら手を顎に添え今日の朝食を考える





ここのところ和食中心だったから久々にサンドイッチにしておくか





お得意のハムサンドはもちろんのこと
それに加えタマゴサンド
サラダを作り冷蔵庫にしまったと同時に"ピー"と洗濯機が鳴り響く






『終わったか
それにしてももう少し洗濯機の音が小さくならないのか…？』





妻が起きてしまったらどうする






洗濯物を干し終えたら、自身の身支度を整え家を出る




車に乗り込んでもすぐに発車せず"行ってきます"のお決まりのメールを送り発車する









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風見「おはようございます降谷さん」



『おはよう風見』



風見「今日も一段と大荷物ですね……」




『そうか？』





俺が両手にもつ__が入った紙袋を見て風見は苦笑している





風見「１つ持ちますよ」



『あぁ、すまない』





風見は俺がもつ紙袋を1つ取ると"おっも"と零しヨロヨロと前を歩いている




『そんなものでよろついてどうする』



風見「すみません…」









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休憩時間になると、ブックカバーをつけた本を黙々と読みながら目の前にある紙にペンを走らせる








その本は___？









『名前どうしようか』









ベビちゃんの名付け本でした_____









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