デキちゃいました.2【降谷零】

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お手洗いから戻ると





園子「突き止めないと！！」






なんだか園子ちゃんが声を荒げてますよ…？






「ど、どうしたの？」



園子「あ、Aさんおかえりなさい！」



蘭「実は…さっき新一に電話したんですけど……」



「？」



園子「ここの館内放送が聞こえたらしいんですよ！！」



「えぇー！？」



園子「こんなところに1人で来るのはおかしくないですか！？」



「ま、まぁ"普通"の男性1人では……来ないね……」



園子「ですよね！？ほら、蘭！！あの推理オタクの浮気現場を突き止めないと！！」



蘭「いや、でも…」



園子「いいから行くわよー！！」







ズンズン中に入って行く園子ちゃんを見て私と蘭ちゃんは顔を見合わせる






蘭「すみません…Aさん」



「んーん、大丈夫だよ
誰だって電話でこんなとこの館内放送が聞こえたら不安になるよ」



蘭「やっぱり「でも！！」」



「でも、新一くんは探偵さんなんでしょ？
"普通"の男性ではない…でしょ？

だから、もしここにいるなら、何か調査で来てるか……何かを守りたくて来てるか……とか信じてあげよ？」



蘭「Aさん…もしかして以前安室さんにも…」



「んー…どうだろうね？
ほら行こ！！園子ちゃんが待ってる！」









前を向くと"2人ともー！早くー！"と聞こえてくる








蘭「はい！！」








"今行くー！！"と返答して園子ちゃんと合流する









「どこから行くの？」




園子「まずわね〜」









キラキラ輝いてる東都水族館が暗闇に染まるまで後15分まで迫ってることを知らない_____









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