デキちゃいました【降谷零】

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降谷side








「ねぇ、零…？」


『ん？なんだ？』




ベッドに横になり、Aに腕枕をして髪をといていたら呼びかけられる




「明日お休みだよね？なにもかも」



『あぁ』



「ほんとに、ほんと？」




腕枕から頭を上げ、不安そうな顔で俺を見下ろす
普段"明日は休み"と言っても突如仕事が入っていなくなるから不安になったのだろう




Aの頬に手を伸ばし、優しく撫でてやる



『明日は本当に何も無い

大丈夫だ』



「明日行きたいところあるの…連れてってくれる？」



『もちろん、連れてってあげるさ

どこに行きたいんだ？』



「それは内緒」





少し泣きそうな顔して俯く





『……』





頬に伸ばした手を後頭部に回し俺の首元に引き寄せる




『どうした』



「んーん…何もないよ…」




珍しく弱気なA今はあまり深く追求しない方がいいな




『そうか』




再び頭を撫でて『そろそろ寝よう、な？』と呼びかければコクッと頷いた








「おやすみなさい、零」




『おやすみ、A』









額にキスを落とした後Aを抱きしめ眠りについた_______









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