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9:成宮 希


「やめて・・・!」

自分の悲鳴で目を覚ました。額には、びっしりと汗をかいていた。成宮は、ベッドの上で息を整え

た。呼吸が整うと、成宮はそっと反対側のベッドで寝ている、浅見を見た。浅見は、寝息をたてて

ぐっすり眠っていた。それを見て、成宮は安心した。浅見に、悪夢を見てうなされている姿を見ら

れたくなかったからだ。

成宮が能力を使えるようになったのは、七歳の時だ。小学校に通い、hnsとして幸せに暮らしてい

た。この力がなければ、今も世界に受け入れてもらえたのかもしれない。

もう一度眠る気にはなれなかったので、成宮は制服に着替えてベッドから起きだした。そして、部

屋を出ると庭に向かった。


まだ、四時前だということもあり庭には誰もいなかった。

成宮は、地面に寝そべった。夢の名残が消えずもやもやする。そういえば、妹のほうは同じ学校に

通っているがまだあったことがないな。そんなことを考えていると、後ろから、鈴の音のようなか

わいらしい声がした。振り向くと、掌に収まるくらいの人間の姿をした妖精が、ちょこんと座って

こちらを見上げていた。

「こんな時間に一人でいると、妖精に取りつかれるわよ」

金髪に、青い目を持つ美しい姿の妖精は、そういった。

「私の仲間は、人間を操るのが大好きだからね」

その言葉で、成宮はを丸くした。

「まさか…狩人?」

「そうよ」

狩人というのは、妖精の種類だ。見た目は美しいが、本性残酷だ。人間に取りついてその人を狂わ

せてしまう。

「私は、主と契約しているから、生徒たちには手を出せないけれど。せっかくの獲物が目の前にい

るのに・・・。残念だわ」

狩人は、首をすくめた。

「主というのは・・・校長のこと?」

「ええ。…妖精には、気をつけたほうがいいわ。特に、美しい妖精には」

狩人は、そういうと大きな羽を使って飛んで行った。

妖精なのに、あんなことをいうのか、と成宮は苦笑した。

能力者の中には、妖精の主となる人がいた。校長のように雇う人もいれば、戦闘に使う人もいた。

けれど、自分には関係のない話だ。

少し気分が落ち着いたので、成宮は、部屋に戻ることにした。

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設定キーワード:能力 , 戦闘 , 学園   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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白木里沙(プロフ) - おう、楽しみにしとくぜ、青野を☆ (8月28日 22時) (レス) id: 69bdcdfefa (このIDを非表示/違反報告)
藤宮伶 - 白木里沙さん» ありがとう!楽しみにしててね!慳遒髻 (8月28日 14時) (レス) id: 21132432c2 (このIDを非表示/違反報告)
白木里沙(プロフ) - 藤宮伶さん» おお、青野楽しみにしてるぜ☆ 更新スピードは気にしない!! (8月25日 19時) (レス) id: 69bdcdfefa (このIDを非表示/違反報告)
藤宮伶 - 白木里沙さん» 次の次ぐらいには、慳扈个擦襪も・・・!更新、遅くなるかもしれないけど、待っててね!   私も慳遒鮟颪のは楽しいから、出したいんだけどね(笑 (8月23日 11時) (レス) id: 21132432c2 (このIDを非表示/違反報告)
白木里沙(プロフ) - 藤宮伶さん» 青野ぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!!! 私の…推し…アァァ…←  大丈夫、楽しみに待ってます(´・ω・`) (8月21日 13時) (レス) id: 69bdcdfefa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藤宮伶 | 作成日時:2017年6月25日 10時

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