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5:藤堂 咲


昼休み。ごった返す大広間の中で、藤堂は広瀬と共に昼食をとっていた。

「周くんにさぁ、相談があるんだけど」

「何?どうしたの」

広瀬は、驚いて藤堂を見た。

「いや、気にしすぎかもしれないけど・・・。ナリのことで」

藤堂が切り出すと、広瀬は顔を曇らせた。

「まだ、出会ったばっかりだし、そういう性格なんだと思うんだけどね。心を開いてくれないとい

うか・・・」

「んー、過去に何かあったのかもね」

広瀬は、思いついたことを適当に言った。

「過去に・・・。なんだろう?」

藤堂はじっと考え込む。

「本人に聞いてみたら?」

「何言ってんの!そんなことしたら、一生口きいてくれなくなるでしょ!」

藤堂は、広瀬に反論した。

「先輩」

ふいに、後ろから声をかけられた。そこに立っていたのは、浅見だった。

「ナリのことですか?」

「あ、聞こえていたの?」

藤堂は、苦笑いした。

「ナリとは、一年生の時から一緒にいて、部屋も一緒ですけど・・・。まだ、笑った顔、一度も見

てないですよ」

浅見の言葉に、藤堂は衝撃を受けた。

「笑顔に、トラウマがあるとか?」

「周くん、さっきから適当なことしか言ってないでしょ?」

藤堂に図星され、広瀬は少しの間固まった。

「・・・そんなことないよ。真剣に考えてる」

広瀬は平静を装った。藤堂は、呆れて大げさにため息をついた。

「周くんは後輩に興味がないんだね」

藤堂は、おっとりした性格なので普段きついことは言わない。しかし、長い間一緒にいる広瀬だけ

には毒舌をはいている。

話がひと段落ついたところで、藤堂と広瀬は、大広間を出た。

次の授業は能力だ。その授業は、外で行われるので、ふたりは庭に移動した。

しばらく歩いていると、慳遒叛宮にあった。

「まーくんの描く絵は、全部怪物に見えるよ」

「のぞだって!化け物みたいな絵、描いてるじゃん!」

慳遒叛宮はふざけながら・・・そして、笑いながら歩いてる。

「慳遒ん、ナリ!」

藤堂が声をかけると、慳遒呂気辰と変わらない笑顔で会釈をした。しかし、成宮はさっと表情を

消した。慳遒叛宮は、そのまま藤堂の前を通り過ぎた。

「周くん…、俺絶対ナリと仲良くなって見せるから」

藤堂は、広瀬に宣言した。

「お、おう」

広瀬は、何とか笑って見せたが、その目は笑っていなかった。

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設定キーワード:能力 , 戦闘 , 学園   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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白木里沙(プロフ) - おう、楽しみにしとくぜ、青野を☆ (8月28日 22時) (レス) id: 69bdcdfefa (このIDを非表示/違反報告)
藤宮伶 - 白木里沙さん» ありがとう!楽しみにしててね!慳遒髻 (8月28日 14時) (レス) id: 21132432c2 (このIDを非表示/違反報告)
白木里沙(プロフ) - 藤宮伶さん» おお、青野楽しみにしてるぜ☆ 更新スピードは気にしない!! (8月25日 19時) (レス) id: 69bdcdfefa (このIDを非表示/違反報告)
藤宮伶 - 白木里沙さん» 次の次ぐらいには、慳扈个擦襪も・・・!更新、遅くなるかもしれないけど、待っててね!   私も慳遒鮟颪のは楽しいから、出したいんだけどね(笑 (8月23日 11時) (レス) id: 21132432c2 (このIDを非表示/違反報告)
白木里沙(プロフ) - 藤宮伶さん» 青野ぉぉぉぉぉっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!!! 私の…推し…アァァ…←  大丈夫、楽しみに待ってます(´・ω・`) (8月21日 13時) (レス) id: 69bdcdfefa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藤宮伶 | 作成日時:2017年6月25日 10時

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