素直になりたい 【降谷零】

過去編 3-3 ページ41

ー修学旅行3日目ー

お天気にも恵まれ、この3日間はとてもいい旅になった。
そして今夜は、待ちに待った国際通りだ。

私たちの日頃の行いがいいのと、旅行中の生活態度が良かったということで、自由行動が1時間延長され22時までになった。



ホテルの部屋に荷物を置いてフロント前へ向かう。
降谷とはそこで合流することになっていた。



降谷 「お、来た。じゃあ、行きますか。」









降谷に案内されたのは小さな古民家風のお店で、地元の人で賑わっていた。
メイン通りからかなり外れたところにあるので、観光客では絶対に見つけられないだろう。




・




降谷 「どれにするか決めた？」

A 「待って！
食べたいものがありすぎて困ってる笑。
沖縄そばも食べたいし、ゴーヤチャンプルも美味しそう、、、、。
あっ、ニンジンシリシリもある！！！」



降谷はそんな私に笑って

降谷 「じゃあ、何皿か頼んで2人で分けるのはどうだ？」


名案だ。
結局、私が気になった6皿を頼んだ。







料理はとても美味しくて最高だった。

終盤に差し掛かった頃、店主からのご好意でサーターアンダギーをいただいた。

店主 「いやー、君たちのような修学旅行生がウチに来るなんて珍しいね〜。
これ、おじさんからのサービス。


2人が新婚旅行なんかで沖縄に来る時は、また来てね〜。」

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