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過去編 3-2 ページ40
放課後の教室。
もうすぐ下校時間ということもあり、中には私しかいない。
ホントにどうしよう。
国際通りは1人で回ることが禁止されているため、早く誰かを誘わないとマズイ。
こんな事をずっと考えていて、勉強に集中できない。
・
降谷 「おつかれ、まだ残っていたんだ。」
部活を終えた降谷が入ってきた。
A 「お疲れ様！いま帰ろうかなー、と思ってたところ。」
そう言って、机の上にあった教材や筆記用具を片付け始めた。
降谷 「あのさ、A、、、、、。
もし良かったら国際通り、一緒に回らないか？」
えっ？いいの？
降谷 「何年か前に一度行ったことがあって、美味しい店があるんだ。
国際通りから少し外れたところにあるんだけど、、、。
そこにAと行きたくて。」
A 「行く行く行く！！
降谷と回るなら絶対楽しくなりそう、、、！
そのお店も楽しみだなぁ。」
私の興奮した姿に彼は笑みを見せた。
降谷 「良かった。
もう一緒に回る相手が決まっていたら、どうしようかと思っていたから、、、。
ありがとうな。」
A 「こちらこそ、誘ってくれてありがと！
あっ、もう下校時間だ。帰ろ！」
降谷と私は一緒に学校を出た。
この修学旅行は最高の思い出になる。
すでに私はそう確信していた。
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作者名：rei178 | 作成日時：2021年2月21日 12時
