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家に帰ると、珍しく父から電話があった。

お互いメールでのやり取りはしていたが、忙しいのと時差があるのとで電話はできずにいた。


樹 「久しぶりだな、A。元気にしていたか?」

A 「うん、元気だよ!
お父さんこそ、無理してない?大丈夫?」

樹 「心配いらない。
たった今、大きな商談が終わってな。
次の水曜、一旦日本に戻ることになった。」

A 「本当⁉何時ぐらいに帰ってくるの?」

樹 「まだ飛行機の予約を取っていないから何とも言えないが、、、。会社に寄ってからになるから、夜遅くになるだろうな。

それよりA、何か良いことでもあったか?」


電話だけでわかるとは、さすが我が父。

樹 「いや、お前のことを知っている人なら誰でもわかるだろう笑。





すまない、仕事の電話がかかってきたから切るな。」


A 「うん。水曜日、楽しみにしてる!」





そう言って、父との久々の会話は終わった。



















樹 「あぁ、水曜にそっちに行く。


、、、わかった。22時、いつもの場所で会おう









ジン。」

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作者名:rei178 | 作成日時:2021年2月21日 12時

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