過去編 2-2 ページ23
匂いの元は私たちのオーブンからだ。
でも、なぜ?
焼き上がりまでにはあと10分もある。
設定温度を確認してみると、、、、
やらかした。
170度にしなければならないのを270度に設定していた。
中身は全て丸焦げ。
材料は全て使い切っており、買いにいかなければならない。
A 「どうしよう、、、、。
私、とりあえず材料買ってくる!!!」
降谷 「いや、、、俺が行ってくる。
長橋は俺が帰ってきたらすぐ作業に移れるように、片付けとかしておいてくれ。」
そう言うと、降谷君はカバンを持って教室を出て行った。
もう、最悪だ。
いくら疲れているとはいえ、こんな失敗許されない。
降谷君だけじゃなくてクラスのみんなにも迷惑がかかる。
他クラスの子や先輩方が「手伝おうか?」と声をかけてくれたが、流石にそれは申し訳ない。
丁重にお断りして、帰ってもらった。
いつの間にか教室に残ったのは先生と私の2人だけ。
降谷君がなかなか帰ってこない。
そろそろ来てもいい頃なのに、、、、。
先生 「私、昼食とってくるから、Aたちも適当なところで休憩しなさい。」
そう言って、先生は出て行った。
それから5分ほど待っていると
・
降谷 「悪い、遅くなった。」
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作者名:rei178 | 作成日時:2021年2月21日 12時