26 ページ26
《ねぇやばいやばい!》
「…朝からそんなに慌ててどうしたの?」
《凄い、凄いイケメンがいた!》
《え、何それ。誰なの?》
《わかんない…けど浮所くんと並んでても負けてないぐらいのイケメンなの!》
朝、割りと早めに登校してくる友達と話していると、もう1人の子が騒がしく声をかけてくる
その話題は、どうやら浮所くんの隣にいたイケメンの事らしい
あ〜知ってる。多分それ那須くんなんだよね
皆知ったらビックリするかな?なんてちょっとソワソワ。
「そうなんだ〜そんなにかっこよかった?」
《超かっこいい!》
自分が褒められた訳ではないのに嬉しい。
でしょ?那須くん実はかっこいいんだから!と鼻が高くなる
《ほら、あの人!》
友達が指差す方に目を向けると、安定のポテンシャルを持つ浮所くんと、数日前とは見違えた那須くんがいた
その姿を見て、クラス中がどよめきだす。
誰も那須くんだと気付いてないのがちょっと面白いぐらいだ
心の中で優越感に浸っていると、那須くんと目が合う。
すると、私に近付いてきて…
『…おはよう、Aちゃん』
「おはよっ!朝から人気者だね…那須くん」
358人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時