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浮所「うわ…」
『なんだよ、幽霊でも見たような反応して。失礼すぎだろ』
日曜日、浮所と会った。
俺を見て、衝撃的だったのか目を開いて口を手で覆う浮所
そんな大袈裟な反応をされるのはなんだか慣れないな
何をしても浮所は、わかってました。みたいな反応だったから驚く姿は意外ではある
浮所「これは幽霊より怖い…マジで。変わりすぎじゃない?」
『俺でも自分にビックリしてる』
浮所「やっぱり素材が良くても着飾る材料が悪ければあそこまで隠せるんだもんな」
『…でも俺、これで良いのかな』
浮所「なんで!めっちゃかっこいいじゃん!」
興奮ぎみに声を被せてきて、ズイズイ近づいてくるから顔が近い
…浮所は距離感おかしいの忘れてた。
浮所の迫力に少しばかり引いていると、それを察したのか…サッと離れた
『自分では、悪くないかなって思うんだけど…周りの意見が気になって』
浮所「俺が大丈夫って言うんだから間違いないって!Aちゃんにも言われたんだろ?」
『そうだけど…優しいところあるから、浮所もAちゃんも』
浮所「バカ!俺だって似合ってなかったらハッキリ言うし!本当に似合ってるから言ってるの!」
嘘をつくような人ではないのはわかるけど、やっぱり心のどこかで不安があった
これでダメだったらもうどうしようもないから…
期待と不安を胸に抱き、明日を迎える
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さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時