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それから雰囲気が悪くなることはなく、手際よく進められていった


心地よい声と暖かい空間に緊張はすっかりとけて、いつの間にか眠っていた





目が覚めたのはトントン、と肩を叩かれた時だ



















《終わったわよ》



『…あ、すみません。俺いつの間にか寝てて』



《良いのよ、安心してくれてるって事でしょ?美容師として嬉しいわ〜》



















急いで謝ると、ニコニコ笑って優しく答えてくれた


一通り謝って、鏡に目を向けた瞬間驚いた

髪を切るだけで人のイメージってこうも変わるものなのか















『これ、俺ですか…』



《そうよ、変わったでしょ?》



『はい…』



「お母さん出来た〜…わっ、凄い!」
























戻ってきたAちゃんが俺を見るなり目を輝かせて向かってくる


その勢いに圧倒されていると、がっと肩を掴んで揺さぶってきた














『え、あの』



「やっぱり私の目は間違ってなかった!」



『へ?』



「浮所くんも驚くよ〜これは!今から楽しみだね」



『どういう、こと』



「那須くん、超かっこいいよ!」





















その言葉に深い意味はないんだろうけど、何気ない一言でもドキドキして顔に熱が集まる


恥ずかしいと言うか、照れくさくて…でも、嬉しくて。もっともっと…彼女に似合う人になりたい

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さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時

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