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突然のお誘いにドキッとした。
学校でしか会ったことのない彼女に、外でも会えるかもしれないんだ…
「あっ!もちろん、無理にとは言わないよ。行きたくないなら行きたくないって言って?」
『…いや、行きます』
「ほんとに?」
『俺も、変わりたいんで…』
想像以上に喜んでくれる彼女にこっちまで嬉しくなる
別に髪型にこだわりがあるわけでもないから良いかな
変わりたいって思ってるのも嘘じゃないし。
…早く、Aさんにふさわしい人になりたい
浮所「…あ〜っ、ごめん。俺土曜日空いてないんだよね」
「え、そうなの?」
浮所「どうしても外せない用事があって。本当にごめん!」
「用事なら仕方ないよね、私は大丈夫。那須くんは浮所くんいた方が良い?」
『俺は別に…どっちでも大丈夫です』
「じゃあ土曜日に、えっと…どこで待ち合わせにする?」
『駅前、かな』
「わかった。じゃあ駅前に…10時から。」
そんなこんなで決まった土曜日の予定。
なんだか少しだけ、気分が上がってふわふわした気持ちになる
…こんな気持ちになるなんて、思ってもみなかった
心の中でその感情に浸っていると浮所が俺の耳元に唇を寄せる
浮所「良かったね、Aちゃんと2人っきりじゃん」
『はぁっ?!』
浮所「デート、楽しんで来てね」
浮所の言葉に弄ばれ、顔に熱が集中した…
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さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時