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俺は驚くほど単純だ
それはもう誰もがびっくりするほど。
現に、彼女が入るなら俺も入ってあげても良いかな…なんて思ってる。
あんなに嫌だったのに不思議だ
浮所「で!実際Aちゃんのことどう思ってんの?」
『どうって…』
浮所「あれだけ見ててなんともないってことないでしょ!」
『別に、ただ可愛い人だなって思っただけ』
浮所「本当にそれだけ?」
『それだけだから!もう放っておいてよ』
どうにかなりたいなんて思ってない。釣り合わないのはわかっているし、見ているだけで良い
そう思うのは嘘じゃない
だけど、ああいう女子に好かれるのはきっと…浮所みたいなやつなんだろうな
浮所「那須ってちょいちょいもったいないよね〜」
『どういう意味だよ』
浮所「さー?どういう意味だろう」
ニヤニヤと笑うその顔が絶妙に腹立つけど、浮所の言うことはなんやかんやで正しかったりもする
自分では何がどうもったいないのか…全くわからない
俺と浮所の感性は違うから当たり前なのか。
『もったいなくても良いよ、困らないし』
浮所「短い人生なんだよ?もっとエンジョイしなきゃ!」
『…すっごい腹立つんだけど』
浮所「なんでよ!!」
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さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時