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「とりあえず、那須くんは眼鏡外した方が良いと思うんだよね」
浮所「コンタクトに変えるだけでだいぶ印象変わるよ!」
「やっぱりそうだよね!じゃあそれはマストだ」
浮所「髪型も変えたくない?寝癖そのままです!みたいな今の那須はちょっと…」
「あ〜、なるほどね。それもある」
…なにこの場違い感。
俺にはついていけない話ばかりで、肩身が狭い
変わることが大前提で話が進んで置いていかれた感が尋常じゃない
変わりたいなんて、一言も言ってないし俺が変わろうとしたところでたかが知れてる
「あ、ごめん。私今日用事あるの忘れてた…」
浮所「そうなの?じゃあ今日はこの辺で終わろうか」
「続きはまた明日ってことで。あっ!皆には内緒ね、那須くんの変わりっぷりに驚かせたいから!」
浮所「わかった〜」
「じゃあ先に帰るね!」
浮所「えっ、送るよ?」
「大丈夫、親が迎えに来てるから!」
どうやら彼女は用事があるらしく、慌ただしく鞄を持ち、急いで教室から出ていった
…台風みたいな人だな、行動も性格も。
俺の心をかき乱すだけかき乱して、すぐに去っていくんだから。
でも、それが嫌じゃなかった
浮所「那須、良かったね!Aちゃんと話せるなんて!」
『あぁ…うん』
浮所「なんでそんなにテンション低いの、那須改造計画には反対?」
『当たり前だろ、俺なんて変わったところで…』
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さき(プロフ) - 那須担と浮所担なのでこのお話大好きです!!ドキドキします!!更新楽しみにしてます!! (2020年4月17日 2時) (レス) id: a85c301552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優風翔 | 作成日時:2020年4月15日 23時